IBJは5月8日、キッカケクリエイションと共同で実施した「IT職の男性に求めるモテ要素に関する意識調査」の結果を発表した。調査は2月26日~3月11日、同社運営の結婚相談所等に登録する20~40代の未婚女性448名を対象にインターネットで行われた。


はじめに、理想の結婚相手の職業を3つ選んでもらったところ、1位「公務員」(274回答)、2位「IT関連職(SEなど)」(268回答)、3位「メーカー関連職」(236回答)という結果に。

「IT関連職(SEなど)」を選んだ268名に対し、結婚後の理想のライフスタイルについて聞くと、「夫婦共働き」(27.9%)、「(両親or義両親と)別居」(23.1%)、「家事や育児は夫婦平等に分担」(22.1%)が上位となった。

また、IT関連職の男性にどんなことを期待しているかを教えてもらったところ、「安定した収入があり、将来を安心して考えられること」(53.0%)が断トツの1位に。次いで「同じような趣味で価値観があうこと」(19.0%)、「柔軟な働き方が可能で家事や育児の両立がしやすいこと」(10.8%)が上位に。

さらに、結婚後の関係性についても聞くと、「仕事とプライベートのバランスを大切にしてほしい」(28.8%)、「家事や育児に積極的に関わって欲しい」(22.9%)といった声が多く、夫婦どちらかに負担が偏らない、バランスのとれた関係性を求める女性が多いことが分かった。

次に、結婚相手に求める年収を教えてもらったところ、6割が「500万円以上」(30.6%)や「600万円以上」(29.5%)と回答。「700万円以上」などの高収入層を求める回答も一定数見られるものの、堅実かつ安定した生活を見据えた「現実的なライン」に人気が集中しているよう。

さらに、結婚相手に求める働き方(リモート頻度)を尋ねたところ、「リモートなし/週5日出社」(41.4%)が最多となったが、「週2~3日リモート」(29.9%)や「週1日リモート」(25.7%)も高い支持を集めたことから、出社と在宅をバランスよく組み合わせた「柔軟な働き方」が理想とされている傾向がうかがえた。
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