三井不動産は4月30日、「三井不動産ロジスティクスパークつくばみらい(以下、MFLPつくばみらい)」を、茨城県つくばみらい市において竣工した。
同施設は、常磐自動車「谷田部」ICから約4.0km、圏央道「つくば西」SICから約3.6km、国道354号線へのアクセスも可能で場所に位置する。
施設内には各階へのスムーズなアクセスを実現するランプウェイを設置した。各階トラックバースは、45ftコンテナ車両やロングウィング車の接車が可能。1F倉庫の積載荷重を2.0t/㎡とし、さまざまな保管ニーズに対応する。BCP対応として、72時間対応の非常用発電も取り入れている。
2024年問題への対策として、ダブル連結トラックが敷地内で走行・転回可能なスペースを新たに整備した。これは同社初の取り組みであるとのこと。また、ドライバー専用のラウンジを、施設とは別棟でトラック待機場付近に設置。ソファ席やリクライニングチェア、カフェカウンター、シャワールーム、トイレも完備している。
テナントのニーズに応え、通常MFLPで開発する建物用途である倉庫(倉庫業を営む倉庫)用途に限らず、倉庫内の一部を駐車場(自動車車庫)用途・部品等の組立も行うことができる工場用途に変更を行う予定。
環境に配慮し、屋根全面に太陽光パネルを設置した。