パーソルキャリアが運営する転職サービス「doda」は5月12日、「2024年度版 決定年収レポート」を発表した。同レポートでは2019年4月~2024年3月の個人データをもとに、年度別で決定年収※の推移や転職前後の年収変動を分析している。


※決定年収:転職者を受け入れる企業が、採用決定時に個人に対して提示する年収

まず、決定年収額の平均は、2019年度から2024年度にかけて39万円上昇した事が分かった。転職で年収アップした個人の割合は、2024年度で59.3%と過去6年間で最高を記録している。

次に、前年度と比較した2024年度の業種別平均決定年収額の上昇幅を業種別で見ると、
1位「IT・通信」(前年度比+17万円)、2位「旅行・宿泊・レジャー」(前年度比+15万円)、3位「エネルギー(電力・ガス・石油・新エネルギー)」(前年度比+14万円)となった。

職種別では、1位「技術職(組み込みソフトウェア)」(前年度比+15万円)、2位「クリエイター・クリエイティブ職」(前年度比+14万円)、3位は「企画・管理」(前年度比+13万円)という結果であった。
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