ヒップホップユニット・Creepy NutsのR-指定とDJ松永が21日、京都・ロームシアター京都で開催された国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」(MAJ)授賞式に出席。「Bling-Bang-Bang-Born」で最優秀ジャパニーズソング賞、最優秀国内ヒップホップ/ラップ楽曲賞、最優秀バイラル楽曲賞など7冠、翌日には最優秀国内ヒップホップ/ラップアーティスト賞、主要6部門の1つである最優秀楽曲賞も受賞し、計9冠を達成した。
○Creepy NutsがMAJで最多となる計9冠達成
登壇したR-指定は、「『MUSIC AWARDS JAPAN 』は初めての試み。そんな中でこんなにも賞をいただけて非常に光栄です」と受賞の喜びと共に、「各部門すごい人たちと並ばせてもらって、VTRが何度も流れた時は『もうええやろ!』って思った人もいると思うけど、それくらい聴いていただけたのかなと思うと非常に光栄です」と心境を吐露。
「マイナーなジャンルをやっていたと自覚はあったので、ヒップホップがこういうことになるとは思っていなかった。いろんな人の頑張りで、日本のヒップホップが聴かれるようになったのがうれしい」と万感の思いを伝え、一方のDJ松永は「芸術的な重さ。(7冠は)異常事態ですね」とトロフィーと重みを実感していた。
誰に喜びを伝えたいかを問われ、「支えてくれた家族や友達はもちろん、ヒップホップを始めた中学生の頃の自分はこんな状態になるとは想像もしていなかった。箸にも棒にも掛からんと思ってやり始めたので、その頃の自分からすると今は良い感じだと思う」と返したR-指定。世界中のファンに向けて、「『Bling Bang Bang Born』だけじゃなく、いろんな楽曲が自分たちにはある。それを持って、いろんな国にライブに行けたら。その時は一緒に音楽で楽しく遊びましょう」とメッセージを送っていた。
「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」は、「世界とつながり、音楽の未来を灯す(ともす)。」をコンセプトとした国内最大規模の国際音楽賞。アーティストをはじめとした音楽関係者による投票によって、延べ3000作品・アーティストのエントリー作品の中から、主要6部門を含む全62部門の最優秀作品・アーティストを決定した。
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