ヤマハは、同社の電子ドラム「DTX6」シリーズの新ラインナップとして、「DTX6K5-MUPS」を追加し、販売を開始した。希望小売価格は280,500円。
今回発売となった「DTX6K5-MUPS」は、2020年に販売が始まった「DTX6」シリーズの最新モデル。
アコースティックドラムの演奏感を再現するために、スネアドラム用の「XP120L-M」は12インチ、タムタムおよびフロアタム用の『XP100L-M」は10インチと、従来のシリーズよりも大きい口径に変更。さらに、アコースティックドラムと同じフープを使用することで、叩き心地を向上させている。ヘッドにはREMO製の2plyメッシュを採用し、好みにあわせたチューニングや高い反発性により軽快な打感を実現。ヘッド部とリム部の2ゾーン仕様によりオープン/クローズドリムショットができるほか、ヘッド部には3つのセンサーを備えているので、精密なセンシングでより忠実に演奏を再現することができる。
また、ライドシンバルにも口径の大きい15インチシンバルパッドを採用することで、アコースティックドラムにより近いセッティングが行え、演奏もアコースティックドラムらしくできる。
さらに、専用アプリケーションも用意。「DTX Touch」では、アコースティックドラムをチューニングするように、電子ドラムを直感的に操作することが可能。絵やグラフを多用した画面構成で、誰でも簡単に操作することができる。「Rec'n'Share」では、お気に入りの楽曲をテンポ変更などカスタマイズして練習可能なほか、自分の演奏を手軽に録音、撮影、SNSでシェアすることができる。
サイズはW1,400xD1,100mmで、質量は32.2kg。本体のほか、電源アダプター(「PA-150B」または同等の推奨品)、モジュールホルダー、モジュールホルダー止めネジx4、「Cubase AI」ダウンロードチラシなどが付属する。
なお、「XP120L-M」と『XP100L-M」は、単品での販売も行われ、希望小売価格は、「XP120L-M」が40,700円、『XP100L-M」は33,000円。
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