アイベックが運営するハッピーメールは5月27日、「あざとい女子」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は2025年1月17日、成人男性・成人女性200名を対象にインターネットで行われた。


○「あざとい」女性とは?

「あざとい」とは、やり方があくどい様子や、図々しく抜け目がない様子を表す言葉。「主に男性の気を引けるよう、愛らしく振る舞う女性に対して使われる。もともとはネガティブな言葉だったが、近年では「自己演出的な可愛さ」を指し、いい意味で用いられることが増えてきた。これは、あざとい女性の計算された言動が恋愛において効果的であることが認識されつつあるためと考えられる」(同調査)。
○あざとい女性を好きな男性は約3割・女性は約1割

成人男女200人に、あざとい女性は好きか聞いてみたところ、「好き」と回答した男性は約3割・女性は約1割、「嫌い」と回答した男性は約2割・女性は約4割だった。

続いて、「あざとい女性のどんなところが嫌いですか?」と質問したところ、「自分をアピールしすぎて逆に引いてしまう」(男性)、「男性と女性の前で態度が違うところ」(男性)、「イケメンの男性に対して距離が近く、誰にも隣を譲らない」(女性)、「自分をよく見せたいがために、ほかの女性を悪者にするよう仕向けるところ」(女性)といった意見が寄せられた。
○あざとい女性の特徴

成人男女200人に、あざとい女性のイメージを聞いたところ、「計算高い」という回答が最多だった。ほかにも「ぶりっこ」「ずる賢い」といったネガティブワードを挙げる人が目立った。一方で、「甘え上手」「男性にモテる」というプラスのイメージをもつ人は全体の約2割を占めた。

同社が回答結果をもとにまとめた、あざとい女性に見られる特徴をいくつか紹介する。
○計算高い

あざとい女性は、損得に敏感な計算高いところが特徴のひとつ。どうしたら自分が可愛く見えるか、相手の気を引けるかを常に考えながら行動する。
自分磨きを怠らない努力家なところがあるので、異性に好かれる技術に長けている傾向がある。あざとい女性の計算された言動は、日々の研究によって生み出されているようだ。
○甘え上手

あざとい女性は、男性に甘えるのが上手。男性はか弱い人から頼られることで庇護欲が刺激され、心が揺さぶられる傾向がある。あざとい女性はそんな男性心理を理解しているため、甘えるチャンスを逃さない。可愛くお願い事をされた男性は欲求が満たされて、自然と相手に惹かれることがある。
○ぶりっこ

あざとい女性は、気に入られたい人に対して可愛い言動をとる。どんな仕草や行動が男性をドキッとさせるか理解していて、女性らしさをアピールするのが得意とされる。しかし、度が過ぎるとわざとらしく見えてしまったり、男性に媚びているように見えたりするため、悪印象をもたれることも少なくない。空気が読めないぶりっこは、嫌われてしまうので注意が必要だ。

あざとい女性にときめいたことがある男性は約4割


成人男性100人に対して、あざとい女性にときめいたことがあるか聞いたところ、「ある」と答えた人は約4割、「ない」と答えた人は約6割だった。

あざとい女性が好きな男性は約3割弱だったが、それを上回る数の人がときめいたことがあると回答している。
男性心理を理解している女性の振る舞いに、ドキッとしてしまう男性は多いようだ。
○あざとい女性の恋愛テクニック7選

あざとい女子にときめいたことがあると答えた成人男性41人に、どんなときにときめいたかを聞いたところ、「さりげなく触れてくるとき」が最多回答だった。「物理的に距離が近いとき」という意見もほぼ同数で、女性との距離が近づくとドキッとする男性が多いことがわかる。また、「可愛い声で話しかけてくるとき」「頼られたとき」「上目遣いをしてくるとき」など、ちょっとした仕草や言動にときめきを感じるケースも少なくないようだ。

最後に、同社が今回の調査結果をもとにまとめた、あざとい女性の恋愛テクニックを紹介する。
○さりげなく相手に触れる

あざとい女性はさりげなく触れることで、男性をドキッとさせるのが得意。たとえば、声をかけるときにそっと肩や腕に触れる、相手が冗談を言ったときに笑いながらタッチする、嬉しいことがあったときにハイタッチをするなど、自然な流れで異性に触れることができる。こうした行動に対して、多くの男性は「自分に好意があるのでは」と感じることが少なくない。一方で、体をベタベタ触りすぎると、不快感を与えるケースもあるため注意が必要だ。
○物理的距離を縮める

あざとい女性は、気になる男性との物理的距離を縮めるのが得意。耳打ちをしてわざと顔を近づけたり、スマホ画面を見せながらそばに寄ったりして、無理なく相手のパーソナルスペースに入り込む。肩が触れるほどの距離にいられると、意識してしまう男性は少なくない。
異性との距離を近づけることは、効果的な恋愛テクニックといえる。
○可愛らしい声で話しかける

男性は、少し高くて穏やかな声や甘く柔らかい声を好む傾向がある。自分にはない声音に女性らしさを感じるのかもしれない。そんな男心を熟知しているあざとい女性は、可愛らしい声で話しかけて、気になる異性にアプローチする。好きな人の好感度アップを狙いたいのなら、口角を上げて少し高めの声を意識できる。不自然に高くなったり甘えた声を出したりすると、「ぶりっこしすぎ」と思われる場合があるので注意したい。
○ときどき男性を頼るようにする

あざとい女性は、ときどき男性を頼ることで2人の距離を縮めようとする。あえてか弱い一面を見せて、男性の庇護欲をくすぐる手法である。気になる異性にアプローチするときは、「高いところにあるものを取ってもらう」「階段を降りるときに手をつないでもらう」「ペットボトルのフタを開けてもらう」など、簡単なお願い事をするのが効果的とされる。女性に甘えられることで嬉しさを感じる男性は少なくなく、好感度の向上につながるという。
○上目遣いをする

あざとい女性は、ここぞという場面で上目遣いをして、可愛い自分を演出する。身長差を利用したり、首をかしげるときに顎を引いたりして、自然に表情をつくるのが得意とされる。
小動物のような可愛らしい表情を見た瞬間、ドキッとする男性は少なくない。ただし、上目遣いを多用する・長時間見つめてしまうと、不快感を与える場合があるため注意が必要である。
○相手のいいところを褒める

あざとい女性は相手のいいところを褒めて、2人の仲を深めるテクニックもよく使う。「いいね」「すごいね」といった表面的な褒め言葉ではなく、具体性を持たせて伝えることで説得力が増し、相手の承認欲求を満たすことにつながる。男性の承認欲求を満たすには、嘘っぽくならないよう具体的に伝えるのがポイント。これにより、自分のことをわかってくれている」と感じさせることができ、距離が縮まるとされる。
○オーバーリアクションを意識する

あざとい女性はコミュニケーション能力が高く、聞き上手なことが多い。相手の話に大きくリアクションをとって、「それ知らなかったよ!」「そのあとどうしたの?」と楽しそうに会話を盛り上げる。表情豊かに反応する女性に対しては、嫌悪感を抱く男性はほとんどいないとされ、うなずきや笑顔での共感も含め、好印象を与える要素となる。
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