昨年7月に『週刊プレイボーイ』(集英社)で初グラビアを飾り、デビューを果たした蒔埜ひな。その後も立て続けにグラビア各誌に登場し、人気を集めている。


5月30日に掲載した前編(グラビア各誌を席巻中…春高バレー出場経験もあるバレーボール女子・蒔埜ひな、芸能界に導いた“教育方針”とは? 歩道橋で「フォ~」と叫んだ日の記憶)に続いて、後編では、グラビア活動についてインタビュー。グラビアデビュー後に変化したという意識や、写真を学んでいる現役芸大生ならではの視点などを明かした。「いつお仕事がきてもいいような体作り」をしているという蒔埜の体作りの秘訣とは?

○デビュー後から話題を集めるグラビア活動

――前編では、芸能界に入るまでのお話を中心に伺いましたが、後編では現在注目を集めているグラビア活動についてもお伺いします。写真を撮られること自体が苦手な人も多いと思うのですが、抵抗はなかったですか?

カメラを向けてもらって笑うなどグラビアをやる前にかなり練習しました! (芸術大学に通っていて)写真学科なので、ポートレートの練習がてら同級生に付き合ってもらっていました。

――なるほど! それは写真学科の特権ですね(笑)。普段撮る側でもある蒔埜さんですが、自身が撮影されているときも、撮る側の視点を意識することはあるんですか?

あります! 撮っている側として、映り方として「これはしてほしくない」「このポーズは変」と頭で考えながらやっています。これは映像のお仕事でも同じで、アップになっているときに動きすぎちゃうと、フェードアウトしてしまうとか感覚でわかる部分もあります。

○スタイル維持のために食事管理

――前編のインタビューで、撮影に向けてしっかり準備をするとお話がありましたが、普段の生活の中でグラビアを始めたことで変わったことや意識するようになったことはありますか?

食事ですね……! グラビアはやっぱり隠せるものがなく、体のラインが完全にバレてしまう(笑)。普段の食生活や生活習慣が出てしまうので、食事はより気を付けるようになりました。

――具体的にはどういう食事を取るようにしているんですか?

私は脂質に弱いんです。取りすぎてしまうわけじゃないのですが、摂取しやすい体らしいので脂質には気をつけた食事をしています。でも、お米はめっちゃ食べます! お米が大好きすぎて、減らすのは無理……我慢できないです(笑)。
パンよりお米派で、パンを食べている間もお米のことを考えてしまうくらいです。

食べることが大好きすぎてグラビアを始めるときは「どうしよう……これからいっぱい食べられない!」と困っていました(笑)。昨日、マネージャーさんともんじゃ焼きを食べに行ったのですが、帰りにちゃんとおにぎりも食べました(笑)。

――お米愛がすごいですね(笑)。ご自身で食事管理をされているんですか?

グラビアを始めてからは、管理栄養士さんにお願いしています! 毎日の献立を提案していただいて、真似できるようであれば真似をして、もし忙しい日はコンビニでもこういうものを食べるといいとかアドバイスをしてもらっています。食べたものを随時報告するので、変なものを食べられなくなりました(笑)。全く厳しくなくて許してくれるんですが、「見られている」という意識があるので、“ケーキが食べたい“と思っても、報告しなきゃいけないと踏みとどまることができるんです(笑)。

――お話を聞いていると、ちゃんと自分を律することができる人なんだろうなと感じます。スタイル維持のために運動やトレーニングもされているんですか?

私は歩くのが大好きで、普段から平気で20㎞とか歩きます。先日も新橋でオーディションがあって、そのあとに目黒でレッスンがあったのですが、そのまま歩いて行きました。都会の散歩は楽しいです!

――新橋から目黒はなかなかの距離ですね(笑)。

白金台あたりがいいんですよね! 坂があると「きたきたきた~!」と興奮しますし、最近は階段にハマっています(笑)。
このお仕事をしていなかったら、たくさん食べて怠けていると思うので、グラビアなど見られるお仕事をしていることにかなり助けられています。

――ジムに行くなどのトレーニングはあまりしないですか?

やっています! 1週間でダイエットします、体作りをしますと言っても、そんなに変わるものではないと思うので、いつお仕事がきてもいいような体作りを日常的に続けています。そこから撮影の1週間前はトレーニングの量を増やしたり、食事を見直したりしています。

○グラビアでの目標は「今年中に表紙」

――日々の努力の賜物ですね。グラビアをやっていて楽しい瞬間はいつですか?

グラビア撮影の1週間前です。仕上がりを想像しながら、筋トレや食事制限の負荷を増やしているので、楽しいです。あとは、出演情報が発表された後。やっぱりファンの皆さんが反応してくれるのは嬉しいです。

――逆に難しいと感じる瞬間はありますか?

全身の撮影はまだ難しいです。アップは少しずつ慣れてきたのですが、引きの撮影は、「手や足の位置はどうしよう」「顔の角度はどうしよう」と考えることが多くて、なかなか慣れないです。全身が映っているので、どこかが変だと使えないカットになってしまうプレッシャーもあって、全身緊張しています。

――運動されていた方は、自分の体の動かし方を理解しているイメージがあるのですが、蒔埜さんでもなかなか難しいんですね。
グラビア活動における目標はありますか?

今年中に表紙をやりたいです! これはもうずっと言っている目標なので、どこかのタイミングでできたらいいなと思っています。もし表紙を飾らせていただける機会があるなら、全力で務めさせていただきます。

■蒔埜ひな
2004年2月12日生まれ。高知県出身。身長165cm。趣味はカメラ、絵を描く、体を動かす、ピアノ、豆苗栽培。特技はバレーボール。2024年7月に芸能界デビュー。『週刊プレイボーイ』で初グラビアを飾った。そのほか映画『お嬢と番犬くん』、映画『青春ゲシュタルト崩壊』に出演するなど女優としても活動の幅を広げている。7月27日には、東京・Colony#15 高田馬場でデビュー1周年記念イベント「蒔埜ひな 1st anniversary Event~夏の社内会議~」を開催する。6月3日発売の『DOLCE vol.16』(白夜書房)にも掲載される。
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