元乃木坂46でタレントの秋元真夏が、8月20日にフォトブック『淡淡』(幻冬舎 2,970円/B5変型 176ページ)を発売することが5日、わかった。
32歳の誕生日当日に発売される同作は、乃木坂46を卒業して約2年半たった秋元の個人としては初となるフォトブック。
タイトル「淡淡(あわあわ)」は、“一滴だとぼやけているようにも見える淡い水彩絵の具をぽたぽたと重ねていくうちになんとなく「好き」と思える色になっていったらいい”という思いを込めて、秋元自身が命名した。
撮影は、季節をまたいで3回にわたって行われ、それぞれ異なる土地とテーマで秋元の新たな表情を引き出している。撮影チームは、乃木坂46卒業記念写真集『振り返れば、乃木坂』のスタッフが再集結。また、写真だけでなく、書き下ろしエッセイや直筆のロケ日記も収録され、幼少期の思い出や、家族のこと、アイドルとして活動していたときのこと、30代を迎える「今」の気持ちなどが、秋元自身の言葉で丁寧につづられている。
夏の石垣島・西表島での撮影では、「体験」をテーマに吹きガラスやカヌー・トレッキングに挑戦。そのほか西表島の海を水着姿で楽しむ様子も収録されており、美ボディを披露している。
秋の郡上は、「お祭り」がテーマ。伝統ある郡上踊りに参加し、郡上の光の中で踊る浴衣姿を見せているほか、長良川鉄道に乗ったり、鮎をつかみ取りしたりなど、無邪気に旅を楽しむ様子も収められている。
冬の秋田では、「郷土料理」をテーマにきりたんぽ作りに挑戦。そして雪の中で秋田犬とたわむれたり、スキーをしたりと、冬の秋田を味わい尽くした。さらに秘境の温泉宿では、大雪のなか露天風呂での撮影も敢行。秋田ならではのカットも収録されている。
○秋元真夏コメント
この度、フォトブックを出版することになりました。初めてエッセイにも挑戦しています。自分のことをさらけ出すのが得意ではない私ですが、おそらく人生で初めて自分で自分の細部まで取材をするような気持ちで、生い立ちからアイドル時代、そして現在の状況まで取り繕うことなく綴りました。手に取ってくださるみなさんはどう感じるのだろうと、今とてもそわそわしていて少しだけ不安もあります。旅をしながらいろんなことに思いを馳せる時間をこれからも大事にしたいなと思える一冊になりました。
撮影:東京祐
【編集部MEMO】
秋元真夏は、1993年8月20日生まれ。埼玉県出身。乃木坂46 一期生としてデビューし、二代目キャプテンを務める。卒業後はバラエティのほか、ドラマ、舞台、ラジオなど幅広いジャンルで活動している。
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