三井不動産は5月31日、愛知県一宮市において開発を進めていた「三井不動産ロジスティクスパーク一宮(以下、「MFLP一宮」)」を竣工した。
同施設は、首都圏・関西圏への広域配送に対応し、「物流の2024年問題」の解決策の一つである「中継輸送」の拠点としても利用可能な好立地に位置する。
「一宮西IC」「一宮稲沢北IC」にも近く、それぞれ名神高速道路・東海北陸自動車道へアクセス可能。愛知県内の南北を横断する「西尾張中央道」に面しており、名古屋市内への配送もスムーズとのこと。
1・2階倉庫の積載荷重は3.0t/㎡。2階は低床バースを採用し、フォークリフトが自由にトラックバースと倉庫内を行き来できる。3階には、ソファ席やリクライニングチェア、カウンター席など従業員用のラウンジのほか、個室の会議スペースも設置した。
共有部には地域の伝統素材を活かし、利用者に安らぎを与えるデザインを採用した。エントランスホールには、柔らかな光を拡散する光膜天井を設置するとともに、織物の産地として名高い一宮市で生産された尾州織物クロスを採用している。
屋根の太陽光パネル設置などにより、DBJ Green Building 認証(4つ星)、『Nearly ZEB』認証を取得予定。
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