歌手・鈴木雅之のデビュー45周年を記念し、音楽配信サービス・KKBOXおよびauスマートパスプレミアムミュージックにて、ファン900人を対象とした“最強人気曲”アンケートが実施された。

4月11日から14日にかけて行われた今回のアンケートは、同サービスユーザーの鈴木雅之ファンが「最も好きな鈴木雅之の楽曲」のオリジナル3曲、カバー2曲ずつを選定。
トップ10の結果、参加したファンの一部のコメントは以下の通り。

○第10位:街角トワイライト (シャネルズ) 69票

「高校生の文化祭の時に、モノマネをして、めっちゃ盛り上がり、青春してた思い出がいっぱいで、今でもカラオケで歌うと、甘酸っぱくて密な思い出がいっぱい蘇る私にとって大定番な一曲です」(60~64歳/男性)
「高校の文化祭で彼がシャネルズに扮して歌ってました。とっても素敵でした」(60~64歳/女性)
「会社の忘年会で、部署のみんなと歌った思い出の曲です。仕事終わってから会議室借りて練習したんです」(55~59歳/女性)
「心が悲しい時に聴いていました。涙流しながら聴きました。心が病んでいた時、この曲に救われました」(65~69歳/女性)

○第9位:別れの街 (鈴木雅之) 132票

「最初のメロディを聴いただけでグッとくるくらい素晴らしい曲」(40~44歳/女性)
「ドアを開ける音、シェーカーの音… 小田さんのコーラス…。30年前と変わらず… うっとりと聴き惚れてしまいます」(50~54歳/女性)
「小田和正さんとのタッグ。当時の鈴木さんのインタビュー記事で “男の女々しさ” というワードを出されていた記憶がありますが、力強く、艶のあるボーカルが上手く噛み合って、素直に“素敵だな”と思います」(55~59歳/男性)
「失恋を連想させる悲しさが甦るような曲だが、また新しい恋が生まれるような、そんな気持ちにさせてくれる」(60~64歳/男性)
「"♪きみ~の事し~か考えられな~い♪” マーチンから直接言われたい」(50~54歳/女性)

○第8位:ガラス越しに消えた夏 (鈴木雅之) 157票

「この歌を聞くと自分の若い頃の夏の思い出が浮かんできて、夏の匂いがしてくるくらい思い出深い一曲」(55~59歳/女性)
「『サヨナラを言えただけ 君は大人だったね』という歌詞が印象的でした。バラードの中で一番好きかも」(50~54歳/女性)
「ソロになってから間もなくの曲だったと思う。メロディと語りかける声が印象的で何度も繰り返し聴いていた」(55~59歳/女性)

○第7位:ランナウェイ (シャネルズ) 176票

「必ず友達とカラオケに行ったら入れて、合いの手の取り合いになる最高の曲です!」(30~34歳/男性)
「まだ子供だったあの頃、聴いたことのない、でも懐かしいようなドキドキするような気持ちがしていた。音楽番組がたくさんあり、街でも音楽が流れていた」(55~59歳/女性)
「高校生の時、今は亡き親友が歌って踊って楽しませてくれた一曲です。この曲を聞くと、懐かしいあの頃が走馬灯のように広がります。
もう一度会いたい、友の笑い顔」(55~59歳/女性)

○第6位:違う、そうじゃない (鈴木雅之) 177票

「母と私の会話そのもの。『そうじゃない!!』の連続で、明るく笑い飛ばして頑張ろうとしていた頃に、一人で聴いて号泣しそうになりながらも励まされた曲です」(50~54歳/女性)
「喋り言葉のように今でも日常の会話に挟んで、この曲が頭に浮かんだりします」(50~54歳/女性)
「歌い始めのインパクトが強く、自分の意図とは違うことがあると、心の中で『違う、違う、そうじゃない』って歌えるから」(45~49歳/女性)
「大好きだった人に言い訳をしてもらいたかったのに意地を張って別れたことを後悔しています」(55~59歳/女性)
「最近別れてしまった女性にもう一度出逢えたらと思うときに聴きたくなる」(60~64歳/男性)
「子供のころ家庭内で兄弟ゲンカしたとき、『違う、そうじゃない』ってグズって、親族に笑われた思い出があります。近年も子供とのやり取りで同じフレーズを口にして、はっとしました」(40~44歳/女性)

○第5位:め組のひと (ラッツ&スター) 234票

「子どもでも覚えやすい振り付けで、サビは一度聞いたらずっと残る」(35~39歳/女性)
「自分が小学生の頃に話題になった曲で、『めッ!』の歌詞に、夏らしく格好良さを感じた。当時CMのテーマソングに使われていて、自分が化粧に興味を持ったきっかけとなった」(45~49歳/女性)
「大好きな部活の先輩 (後に彼氏に) が部活中に振り付けで歌っていました。ラッツと言えば『め組のひと』本当に大好きな楽曲です」(55~59歳/女性)
「『めッ!』のところの振りを友だちとやっていました。中学校に、大森や蒲田から通っているクラスメイトがおり、『地元の有名人だよー』って言いながら、踊っていました」(55~59歳/女性)

○第4位:夢で逢えたら (ラッツ&スター) 235票

「大好きな大瀧詠一さんの楽曲で数多くのアーティストが歌っているから。今逢えなくても夢の中でひと時でも逢えたらと思うから」(60~64歳/女性)
「片想いの人と夢で逢いたいと毎日考えていたから」(40~44歳/女性)
「夢で会いたい人がいるから」(55~59歳/女性)
「私の一押しです。主人には葬儀の時はこの曲を流して欲しいと頼んであります。親友を早くに亡くしておりこの曲を聴くと彼女を必ず思い出します」(60~64歳/女性)
「今は全然見れないのですが、私が若かった頃の夢の中で自分とお付き合いしている男性といつものように会えていたから」(45~49歳/女性)
「夢で逢えたらいいねと若い時の思い出を懐かしく思えます」(70歳~/女性)

○第3位:もう涙はいらない (鈴木雅之) 243票

「『もう涙はいらない 僕がそばにいるから』『そんなにうつむかないで』のメロディが大好きでマーチンさんの優しく、深みのある声でささやかれたい!って思って聴いてます」(35~39歳/女性)
「小学生の時に夏休みに再放送で『刑事貴族』を毎日見てて、この曲を知りました。いまだに覚えてます。自分の中では、この曲がザ・鈴木雅之という感じがします」(35~39歳/女性)
「いろんな経緯を経た上で出来た新しい彼女との5回目くらいのドライブデートの曲です」(60~64歳/男性)
「結婚して今年の10月1日で13年目になるカミさんの為に初めて歌った曲です。僕がそばにいるからの歌詞が良かったみたいで今も変わらず仲良くさせていただいています」(55~59歳/男性)
「遠距離恋愛中の彼氏がいて、たまにしか逢えずにいました。
逢いたくて泣いていた夜もあったけど、何ヶ月振りに逢えた時は、嬉しくて泣けて、『なんで泣いてるの~』って聞かれて、『もう泣かないんだ』って思ったことを、この曲を聴くと思い出します」(45~49歳/女性)

○第2位:恋人 (鈴木雅之) 281票

「昔に想いを馳せて、今は痛くもないのに、その頃が懐かしくてウルッときます」(65~69歳/女性)
「歌詞と曲が凄く好きで、プレイリストには必ず入れる1曲です」(45~49歳/女性)
「曲自体大好きだったのですが、メチャクチャ片想いな女性が現れてその人の事を想う気持ちをこの曲がいつも整えてくれました」(50~54歳/男性)
「元カノの為にずっと歌い続けている十八番の曲です。今でも彼女を思い出しながら歌い続けています」(55~59歳/男性)
「どうしても別れないといけなかった人に抱きしめてもらった記憶が蘇ります」(60~64歳/女性)
「『想いをいま届けたい』の歌詞…初恋だった彼は事故で亡くなり、想いを伝えないまま付き合ってた感じだったので…いつも心に刺さる言葉…高松のLIVEで、一緒にステージで歌いたい」(55~59歳/女性)

○第1位:ロンリー・チャップリン (鈴木聖美 with Rats & Star) 292票

「カラオケ全盛期のバブル時代、毎晩会社の上司や同僚と飲みに行き当たり前のようにカラオケへ流れてこの曲も良く歌った。マーチンのパートをきちんとハモれる男性が意外に少ない(笑)」(55~59歳/女性)
「カラオケ全盛期のバブル時代、毎晩会社の上司や同僚と飲みに行き、当たり前のようにカラオケへ流れてこの曲もよく歌った。マーチンのパートをきちんとハモれる男性が意外に少ない(笑)」(55~59歳/女性)
「鈴木雅之と鈴木聖美のデュエットが、切なさを際立たせて感情移入できるから。自分が中学生の頃の名曲だが、歌詞の内容を理解できた時には、大人だと実感した」(45~49歳/女性)
「子供を1人で育てていた当時、スナックでバイトしていた時にお客様とよく唄った曲です」(55~59歳/女性)
「スナックJUJUでカバーされているのを、かなりあとから聴いて。リアルタイムでは、お姉さんの声の迫力が素敵で、カラオケでチャレンジしていました。バブル世代の思い出です」(55~59歳/女性)
「社会人になり、スナックなるところへ先輩に連れて行ってもらって、聞いて好きになり、一所懸命練習して歌えるようになり、色んな女性とデュエットした曲」(55~59歳/男性)

【編集部MEMO】
1980年、「ランナウェイ」でシャネルズとしてメジャー・デビュー。ミリオンヒットを記録し、1983年にはグループ名をラッツ&スターに改め「め組のひと」「Tシャツに口紅」など数多くのヒット曲を生んだ。1986年、「ガラス越しに消えた夏」でソロ・ボーカリストとしてもデビューし、「もう涙はいらない」「恋人」などがヒット。ベストアルバム『Martini』(I)(II)はともにミリオンセラーを記録した。その後も初のカバーアルバム『DISCOVER JAPAN』(11)で日本レコード大賞「優秀アルバム賞」、2016年には「最優秀歌唱賞」を受賞。2025年にデビュー45周年を迎え、記念アルバム『All Time Doo Wop!!』とライブ映像作品を同時リリースした。
名実ともに“ラヴソングの王様”として、今も第一線で活躍し続けている。
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