ローランド「V-80HD」とヤマハ「DM3シリーズ」の機能連携が発表

2025年06月05日(木)18:07

ローランドとヤマハは、ビデオスイッチャー「V-80HD（ローランド製）」とデジタルミキシングコンソール「DM3シリーズ（ヤマハ製）」の技術連携を発表した。

今回の技術連携により、「V-80HD」から「DM3シリーズ」のミキシング設定を記憶させたシーンメモリーを呼び出すことや、「DM3シリーズ」から「V-80HD」のオーディオミキサーのフェーダーレベルとミュートボタンの操作ができるようになった。

これらの機能を組み合わせることで、オーディオと映像の操作がコンパクトなシステムに統合され、イベントや配信の演出において、単独のオペレーターでも簡単に制御が行えるようになる。

ローランドのビデオスイッチャー「V-80HD」は、イベント現場に持ち運んで、手軽に映像演出と音声調整が行える小型のビデオスイッチャー。幅広い機器の接続と映像形式に対応し、本格的な映像制作ができる機能を搭載している。

ヤマハのデジタルミキシングコンソール「DM3シリーズ」は、最大96kHzのサンプリングレートに対応し、18種類のエフェクトを2系統搭載。豊富なプリセットによる短時間でのセットアップのサポート、9インチのタッチスクリーンによるシンプルで直感的な操作性を、軽量・コンパクトな筐体に凝縮している。

両製品の機能連携は、2025年6月5日公開の「V-80HD」の最新ファームウェアにアップデートすることで利用できる。また、2025年6月11日から13日まで米国フロリダ州オーランドのオレンジカウンティコンベンションセンターで開催される、プロAV機器見本市「InfoComm 2025」にて展示される予定となっている。

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