女優の室井滋が7日、東京・テアトル新宿で行われた映画『ぶぶ漬けどうどす』(公開中)舞台挨拶に出席し、自身の“偏愛”について語った。
○テレビ中継を見ながら「一緒にシコを踏む」
同作は、好きすぎる京都の“いちばんの理解者”になろうとした主人公が、思いもよらなず引き起こした大騒動を描くシニカルコメディ。
東京から京都の老舗扇子店に嫁いできたフリーライターの主人公・澁澤まどかを深川麻衣、まどかの義母である老舗扇子店の女将・澁澤環を室井滋が演じる。『his』(20)や『そばかす』(22)の脚本家・アサダアツシが構想7年を費やした完全オリジナル作品で、『南瓜とマヨネーズ』(17)、『白鍵と黒鍵の間に』(23)などで知られる冨永昌敬監督がメガホンを取った。
この日は、室井のほか、深川麻衣、小野寺ずる、大友律、松尾貴史、冨永監督が登壇。主人公・まどかの京都愛にちなんで“偏愛”をテーマにトークを展開し、室井は「相撲」と発表。「両国で興行がある時は必ず行っています。砂かぶり席は金額が相当高いので座ったことはないけれど、あそこに座ってテレビに映って私の所に力士が倒れ込んできてくれるのが夢」と明かすと、松尾から「大ケガしますよ!」と心配されていた。
また、室井には“推し力士”がいるそうで、「テレビ中継を見ながら推しの力士が出る時は一緒にシコを踏むようにしています。推しのタオルが山のようにあって、家のタオルが全部力士名のものになりそうな勢いです」と推し活に余念がないようだった。
(C)2025「ぶぶ漬けどうどす」製作委員会
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