ビースタイルグループは6月11日、「理系女性と再就職」をテーマとした調査結果を発表した。調査は5月19日~31日、ビースタイル スマートキャリア/求人サイト「しゅふJOB」に登録する就労志向の女性874名を対象に、インターネットで行われた。


はじめに、「女性が結婚・出産後に再就職する際、理系の方が有利だと思いますか?」と質問したところ、30.9%が「思う」と回答。その割合を自身が理系か否かで比較すると、理系だった人は26.5%だったのに対し、理系ではなかった人は33.7%という結果に。

なぜ理系の方が有利だと思うのか理由を教えてもらったところ、「理系だとできる仕事が多いから」(50.4%)、「数学に強いと判断されやすいから」(44.1%)、「給与条件が高くなるから」(41.9%)、「論理的思考力が高いと判断されやすいから」(34.8%)、「優秀だと判断されやすいから」(33.3%)といった声が多くあがった。

次に、「結婚・出産をする場合、女性のキャリア形成において理系であることが最も影響するのはどの期間だと思いますか?」と尋ねたところ、「新卒入社のタイミング」(24.1%)や「結婚・出産後、再就職するまでの期間」(14.4%)といった回答に加え、「一生影響しつづける」(19.7%)という意見が多い中、「一生を通じて影響しない」(28.3%)が最多回答となった。

最後に、「もしあなたのお子さんが女の子だとしたら、将来のキャリアを考えて理系になることを勧めますか?」と聞くと、「どちらともいえない」が69.7%、「勧めない」が12.6%となり、「勧める」と回答した人は17.7%だった。
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