栃木ゴールデンブレーブスの川崎宗則(※崎はたつさき)が8日、ABEMAのスポーツ番組『ABEMA スポーツタイム』(毎週日曜22:00~)に出演。ドジャース・大谷翔平のバッティングフォームについて語った。
大谷翔平のバッティングフォームは「異常ですね」
MLBコーナーでは、チームの月間最多ホームラン記録である15本を達成するなど打棒が光り、月間MVPを獲得した大谷翔平のバッティングフォームを深掘り。川崎は大谷がバットを構えた時の「左ひじの高さ」に着目し、「非常に高くしている理由は、すごくパワーが生まれるから。この構えは大谷選手だけではなく、MLB選手に多い。その分、ミスショットや三振が増えやすいというデメリットもあるが、MLB選手はあまり体重移動をせずにボールを引きつけているので、その分ひじを高くしても大丈夫なんです」と解説した。
また、大谷の「左手首の向き」にも特徴があるとした上で、「打った時にグイっと上を向く。つまり、当たった時のインパクトを考えて左ひじを高くしている」と分析。「今シーズンはじめの大谷選手が打てなかった時期は、この手首の向きを懸念する解説者の方もいた。でも、5月はひじを畳むように修正して打てるようになった」と振り返った。
大谷のバッティングフォームについて、槙野智章氏が「プロから見てもスゴいことなんですか?」と聞くと、川崎は「異常ですね」と断言。その理由を「マネしたらスゴさが分かります! ヘッドが下がるし、打ち方が難しくなる。バットに遠心力がかかって、僕らがマネしたらケガしちゃう。翔平さんは関節が柔らかいんでしょうね。
【編集部MEMO】
『ABEMA スポーツタイム』(毎週日曜22:00~)は、“スポーツの熱狂を先取りする”ことを目指す新感覚のスポーツ番組。メジャーリーグやサッカー日本代表選手がプレーする世界最高峰のヨーロッパサッカーなどの「絶対見逃せない戦い」や「いま覚えてほしい注目の選手」などを紹介する。