GA technologiesが運営するAI不動産投資サービス「RENOSY(リノシー)」は6月11日、「投資家“イメージ”と“実態”調査」の結果を発表した。同調査は、2025年5月21日~22日の間、20~60代の男女(学生を除く)1,035人を対象にインターネットで実施したもの。


はじめに、投資未経験者に各投資家(株式投資家・不動産投資家・暗号資産投資家)のイメージを、各投資家には自身の実態を尋ねた。

各投資家の職業については、投資未経験者は「株式投資家は、商社関連企業に多いイメージ」(18.3%)、「不動産投資家は、不動産関連企業に多いイメージ」(30.1%)、「暗号資産投資家は、IT関連企業に多いイメージ」(24.6%)と回答。一方、実態として最も多かった回答は、株式投資家・不動産投資家・暗号資産投資家のそれぞれ約4割が、投資未経験者がイメージする業界(商社・不動産・IT関連など)以外に勤める会社員であることがわかったという。

各投資家の趣味については、投資未経験者は「株式投資家は、投資や資産運用の勉強(セミナー・読書など)」(22.9%)、「不動産投資家は、ゴルフ」(26.0%)、「暗号資産投資家は、海外旅行」(18.6%)のイメージが最も多く挙がった。実態としては、「家族・子どもとの時間を大切にする」(12.2%)など、イメージと実態が全て異なる結果だった。

さらに、投資家の年収実態としては「500~1,000万未満」(32.5%)帯が最も高く、未経験者の年収イメージ「2,000万以上」と差が出る結果に。

各投資家に対する投資スタイルについて聞いたところ、投資未経験者は「株式投資家は、独自に勉強をし確実に資産を増やすために投資を行っているスタイル」(33.5%)、「不動産投資家は、ステータスとして投資を行っており、投資サービスなどをスマートに活用しているスタイル」(23.7%)、「暗号資産投資家は、短期間で大きなリターンを狙って投資を行っているスタイル」(25.3%)といった回答が多く見られた。

一方、投資経験者は「株式投資家は、独自に勉強をし、確実に資産を増やすために投資を行っているスタイル」(38.6%)、「暗号資産投資家は、短期間で大きなリターンを狙って投資を行っているスタイル」(41.7%)という回答が多く、投資未経験者のイメージと一致した。

しかし、不動産投資家に関しては「独自に勉強をし、確実に資産を増やすために投資を行っているスタイル」(28.3%)の回答が最多となり、投資未経験者からのイメージとは異なる結果となった。

2025年夏(2025年6月~7月の期間に支給予定)にボーナスが支給される企業に勤めている投資経験者・投資未経験者に対して、ボーナスの使い道を尋ねたところ、「貯金・預金」(投資家56.3%、投資未経験者54.0%)が最も多い結果になった。
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