森山直太朗、オダギリジョーに感謝も「とにかく怖かった。毎晩……」

2025年06月18日(水)07:00

7月4日公開の映画『夏の砂の上』の完成披露イベントが17日、都内で行われ、主演のオダギリジョーが高石あかり、松たか子、満島ひかり、森山直太朗、高橋文哉、光石研、玉田真也監督とともに登場した。

読売文学賞戯曲・シナリオ賞を受賞した松田正隆氏による戯曲を、気鋭の演出家・玉田真也氏が監督・脚本を手掛け、オダギリジョーが主演・共同プロデューサーを務めた本作。

息子を失った喪失感をきっかけに人生が止まってしまった主人公(オダギリジョー)と妹(満島ひかり)が置いていった17歳の姪(高石あかり)との突然の共同生活を描く。

オダギリは主演に加えて共同プロデューサーも務めている。「今の時代を考えるとなかなか簡単に進むタイプsの映画ではありません。原作がアニメや漫画、テレビドラマだったりエンタメでもないですし、こういう作家性のある作品は作りにくくて、でもすごく良い脚本だしお金が集まらないから作れませんでしたじゃもったいないと思い、少しでも自分に助けられるものがあればこの作品を実現したいと。あとはこの作品が醸し出している2000年代初頭の日本映画の雰囲気を身を持って経験した自分だからこそできる作品作りがあります」と思いを語った。

玉田真也監督、森山直太朗、高橋文哉、高石あかり、オダギリジョー、松たか子、満島ひかり、光石研|

オダギリから強い出演オファーを受けた森山直太朗。オダギリが演じるする治が働いていた造船所の同僚・陣野を演じている。「(オダギリからのオファーは)率直にビックリしましたね。心してかからなければという緊張と、風の噂でオダギリさんが割と撮影中、毎晩酒を嗜まれて出演者やスタッフの方としっかり飲みニケーションされていると聞いたので、それが本当に怖くて、毎晩演技論とか映画についてとか、とにかく怖かったです」とうれしい反面、戦々恐々だったという。「それどこから聞いたの?」とオダギリから詰め寄られた森山だったが、「でも実際事実でしたよね。毎晩しっかり飲むのは」とオダギリに反論するも「本当に緊張していたんですけど、お芝居じゃない時間帯のところでほぐしていただいて、感謝しかないです」とオダギリに感謝の言葉を口にしていた。映画『夏の砂の上』は、7月4日より全国公開。

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