「第5回集英社少女・女性マンガグランプリ powered by LINEマンガインディーズ」、最終結果発表

LINE Digital Frontierは、同社が運営する電子コミックサービス「LINEマンガ」において、集英社の少女・女性コミック誌やコミックサービスの8編集部と共同で、オリジナルマンガ作品を公募したマンガ賞「第5回 集英社少女・女性マンガグランプリ powered by LINEマンガ インディーズ」の最終結果を発表した。2025年1月22日(水)から2025年4月13日(日)まで、マンガ投稿サービス「LINEマンガ インディーズ」にて、集英社の少女・女性コミック編集部と共同で「第5回 集英社少女・女性マンガグランプリ」を開催。選考には集英社の少女・女性コミック誌やコミックサービスである「りぼん」「マーガレット」「別冊マーガレット」「マンガMee」「クッキー」「君恋」「ココハナ」「デジタルマーガレット」の8編集部が参加した。数多くの応募作品の中から、準グランプリ2作品、特別賞3作品、ネーム賞2作品と、合計7作品が選出。最終結果発表ページでは、各編集部の総評もあわせて公開されている。マンガ賞「集英社少女・女性マンガグランプリ」では、これまでも数々の才能を発掘。2017年の第1回で特別賞を受賞した『どっかそのへん』の作者であるひねくれ渡は、2019年に「別冊マーガレット」で『消えた初恋』(作画：アルコ、原作：ひねくれ渡)の連載を開始し、人気を博しテレビドラマ化も果たしている。また、2018年の第2回で特別賞を受賞した阿賀沢紅茶の『氷の城壁』は、多くの読者の支持を得て単行本化され、全14巻が発売中。アニメ化も決定している。○●「第5回 集英社少女・女性マンガグランプリ powered by LINEマンガ インディーズ」受賞作品■準グランプリ(2作品)賞金30万円、各編集部が担当につく。【作品名】休み明けの学生模様【作者】川原于果【選出編集部】マーガレット【講評】冒頭2ページを読んだ時点でこの主人公を好きになってしまいました！何気ない会話シーンにも遊び心が感じられ、キャラクターの魅力を読者に伝えるのがとてもお上手だと思いました！また5ページという短いページ数で、男女の関係性から恋模様の進展まで、必要最低限のセリフとコマ割りで描けていた点も良かったです。…総じて、描き手の技術力の高さが垣間見える作品でした！今後は長編のお話にも堪えられるようなより強度のあるキャラを作っていけると良いと思います。【作品名】宮下くんはふたりいる【作者】由宇【選出編集部】君恋【講評】話の展開はもちろん、コマ運びや、一瞬の表情の切り取り方、アングルの選び方、1ページのコマのレイアウトに至るまで、どれをとっても「ただ者ではない」感がありました。ストレスなくずーっと読んでいられる漫画って、描けそうでなかなか描けません。応募作は数ページずつの連載でしたが、しっかりしたキャラクターを描ける方なので、長編作品も絶対面白いはず。これからを楽しみにしています。■特別賞(3作品)賞金10万円、各編集部が担当につく。【作品名】再演【作者】七春そよよ【選出編集部】マーガレット/別冊マーガレット/マンガMee/クッキー/君恋/デジタルマーガレット【作品名】変でもともと【作者】さわぐちけいすけ【選出編集部】マーガレット/クッキー/ココハナ【作品名】ポガティブ！【作者】ちはける【選出編集部】マーガレット/別冊マーガレット/ココハナ■ネーム賞(2作品)賞金10万円、各編集部が担当につく。※ネーム賞受賞作品は非公開。【作品名】深読みしすぎの高梨さん【作者】ちゃんるな【選出編集部】マンガMee/デジタルマーガレット【作品名】思ひそめしか【作者】銀色彗【選出編集部】マーガレット/別冊マーガレット/マンガMee/ココハナ/デジタルマーガレット