WOWOWは、細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏の3人組テクノバンド・YELLOW MAGIC ORCHESTRA(YMO)を7月から2カ月連続で特集する。その第1弾として、7月13日に『MUSIC AWARDS JAPAN-A Tribute to YMO』(17:00~WOWOWライブ/WOWOWオンデマンド※放送・配信終了後~30日間アーカイブ配信あり)を放送・配信することになった。
時代を超えた芸術文化として、極上で最先端のポップ・ミュージックを創り出したYMO。日本のポップシーンやオーディエンスはもちろん、世界中を魅了してきた彼らのレガシーを讃える今回の特集は、7月13日に今年のMAJを象徴するアーティストに選ばれたYMOをリスペクトするトリビュートコンサートの模様を収録した『MUSIC AWARDS JAPAN-A Tribute to YMO』、そして8月11日は、YMOが2011年に行なったサンフランシスコ公演の模様をおくる『Yellow Magic Orchestra Live in San Francisco 2011』(19:15~WOWOWライブで放送/WOWOWオンデマンド※放送・配信終了後~3週間アーカイブ配信あり)を放送・配信する。
7月13日の『MUSIC AWARDS JAPAN-A Tribute to YMO』は、今年5月21・22日に行われた日本最大規模の国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN」(MAJ)の直前となる5月20日に、YMOをリスペクトするコンサート「MUSIC AWARDS JAPAN A Tribute to YMO-SYMBOL OF MUSIC AWARDS JAPAN 2025-」の模様を収録。「YMO第4の男」と呼ばれた松武秀樹はもちろん、岡村靖幸、小山田圭吾、坂本美雨、山口一郎(サカナクション)、テイ・トウワ、Ginger RootなどYMOからの影響を公言するそうそうたるゲストが集結し、日本の音楽シーンに輝く偉大なるアーティストへのリスペクトが胸を打つ歴史的コンサートだ。
○特集の第2弾はアメリカ公演の模様を
YMO特集の第2弾となる8月11日の『Yellow Magic Orchestra Live in San Francisco 2011』は、2011年にYMOが31年ぶりとなるアメリカ公演を行ったサンフランシスコ・ウォーフィールドでの熱いステージの模様を放送・配信。小山田圭吾、権藤知彦、クリスチャン・フェネスをサポート・メンバーに迎え、クールな世界観で統一された照明の中、YELLOW MAGIC ORCHESTRAが「FIRECRACKER」「BEHIND THE MASK」「LOTUS LOVE」「TOKYO TOWN PAGES」「RYDEEN 79/07」などを演奏する。
【編集部MEMO】
YELLOW MAGIC ORCHESTRA(YMO)は、細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏の3人で1978年に結成し、1980年代のテクノ/ニュー・ウェーヴを牽引し、日本の音楽シーンを席巻した音楽グループ。日本国内にとどまらず、1979年、1980年の2度にわたってワールドツアーを行ない、ハウス/テクノ、エレクトロニカ、ヒップホップなど、その後の海外の音楽シーンにも多大な影響を残した。1979年発表のアルバム『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』は、日本の音楽史に燦然と輝く名盤とされ、同アルバム収録の「ライディーン」や「テクノポリス」は世界中で愛される代表曲となっている。
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