1980年にDJ活動を開始してから今年8月で45周年を迎えるTRFのリーダー・DJ KOO。7月5日には、鈴木亜美との一夜限りのスペシャルライブ「Ami Suzuki - One-day Disco Night - with DJ KOO」を神奈川・横浜みなとみらいブロンテで開催する。
DJ KOOにインタビューし、ライブへの意気込みや小室が生み出すTKサウンドの魅力について語ってもらった。

DJ KOOは、小室哲哉のプロデュースのもと1992年にTRF(当時はtrf)を結成し、1993年にデビュー。同じく小室プロデュースで1998年にデビューした鈴木亜美がデビュー27周年を迎える7月に、2人でコラボライブを開催する。

――コラボは鈴木さんからの提案だったそうですが、話を聞いた時はどう思いましたか?

うれしかったです。DJとしても先輩後輩ですし、あみーゴの方から声をかけてくれるというのはうれしいです。

――鈴木さんパートとKOOさんパートがあり、そして最後にお二人でコラボするとのことですが、ご自身のパートはどのようにしたいと考えていますか?

あみーゴのファンの27周年をお祝いするということで、27年やっていたらファンの世代もすごく幅広いと思うので、いろんな世代の人たちがみんなで盛り上がれるようなセットリストにしたいと考えています。小室ファミリーなのでTKメドレーはやろうと思います。

――鈴木さんとのコラボはどのようなイメージをされていますか?

TRFの楽曲をあみーゴとコラボしたり、TKファミリーの楽曲もやったら面白いかなと。盛り上がること間違いないと思います。

――KOOさんから見た鈴木さんの魅力をお聞かせください。

90年代にデビューした絶対的なアイドルのあみーゴから、27年経ってもリアルタイムなあみーゴという、その積み重ねがすごく魅力的だと思います。いつ会っても、いつステージを見てもあみーゴなので。
その時々で魅力的でリスペクトしています。

――小室さんが生み出すTKサウンドの魅力については、改めてどのように感じていますか?

何十年経っても新鮮だなと。小室さんは「人の記憶に残る、そして記録も残る」というようなことをおっしゃっていたことがありましたが、いつの時代に聞いても、その時代と共に新鮮に感じられるなと思います。僕は今年でDJ活動45周年ですが、TRFを始めてから30年以上、クラブで「EZ DO DANCE」「BOY MEETS GIRL」をかけ続けていますが、いまだにみんな盛り上がってくれますから。毎年話題の曲があって、例えば、乃木坂46の「Route 246」や西川貴教くんとの「FREEDOM」、そして今年は氷川きよしさんとの「Party of Monsters」(『ゲゲゲの鬼太郎 私の愛した歴代ゲゲゲ』エンディングテーマ)を手掛けられ、それでいて「Get Wild」はいつかけても盛り上がる。そういうものを生み出している小室さんは本当にすごいなと思います。

――今後、小室さんと一緒にやってみたいことがありましたら教えてください。

僕は、DJが集まって小室サウンド縛りで一夜を過ごすというDJイベント「TK SONGS RESPECT NIGHT」をやっていて、8月3日に品川ステラボールにて3回目を開催しますが、前回、小室さんも遊びに来てくれたので、また遊びに来てくれたらうれしいです。

■DJ KOO
1961年8月8日生まれ、東京都出身。1980年にDJ活動を開始。1992年にTRF(当時はtrf)を結成し、1993年にデビュー。「EZ DO DANCE」「BOY MEETS GIRL」をはじめ、数々のヒット曲を生み出し、トータル2200万枚以上のCDセールスを記録。
2021年に大阪芸術大学客員教授、2022年に日本盆踊り協会特別芸術顧問に就任するなど、多方面で活躍している。
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