栄光ゼミナールは6月27日、「受験の情報収集に関する実態調査」の結果を発表した。調査は5月10日~20日、小学1年生~高校3年生の子どもを持つ保護者2,468名を対象にインターネットで行われた。
○イベント参加は小5じゃ遅い⁉ 情報収集は小3・小4からが主流
子どもが中学受験を経験した中学1年生~高校3年生の保護者を対象に、中学受験時の情報収集について聞いたところ、93.3%が「メディアやウェブサイト」から情報収集を行っており、特に、「受験情報サイト・教育情報サイト」(74.5%)や「中学校のホームページ」(71.2%)で高い割合に。
情報収集を始めた時期については、子どもが「小学3年生」(23.3%)あるいは「小学4年生」(26.9%)が多く、約半数を占める結果に。また、情報収集を行った時期について66.4%が「適切だった」と回答した一方で、27.0%が「もう少し早い時期に始めてもよかった」と感じているよう。
同様に、通っていた小学校や塾、知人からの情報収集の有無についても聞いたところ、90.5%が「行っていた」と回答し、やはり小学3・4年生から始めた人が多い。また、その時期について70.3%が「適切だった」と回答。
さらに、中学校の説明会や文化祭などのイベント、複数の学校が集まる進学フェアから情報を収集していた人は85.5%。小学5年生の頃から参加していた人が最も多く、その時期について61.9%が「適切だった」と回答。しかし一方で、「もう少し早い時期に始めてもよかった」と回答した人は35.4%と、他の情報収集に比べて高い割合を示した。
次に、これから中学受験を予定している小学1年生~6年生の保護者を対象に調査を行った。その結果、現在の情報収集について、81.2%が「メディアやウェブサイトから情報収集を行っている」と回答。活用しているメディアやウェブサイトは、「中学校のホームページ」が83.1%、「受験情報サイト・教育情報サイト」65.3%。
同様に、通っている小学校や塾、知人から情報収集を行っている人は70.5%、中学校の説明会や文化祭などのイベント、複数の学校が集まる進学フェアから情報収集を行っている人は74.9%だった。
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