TSKさんいん中央テレビは30日、全国・世界に向けた新たなコンテンツの企画を募集するプロジェクト「DOPAMINE(ドーパミン)」の最優秀企画を発表した。

映画、ドラマ、漫画など、ジャンルを問わず、新しい刺激と感動を通じて人々に興奮と喜びをもたらすコンテンツを募集する同プロジェクト。
最優秀企画に選ばれたのは、イリエナナコ氏の映画『男人魚』で、すでに制作が始動しており、2026年に完成予定だ。

イリエ氏は、映画、絵、言葉の作品発表など作家活動のほか、広告やブランドのクリエイティブディレクター、コピーライターなどとして活動。2020年、ワンピースブランド「瞬殺の国のワンピース」を立ち上げ、監督作に短編『愛しのダディー殺害計画』、中編『触れッドペリー』『謝肉祭まで』などがある。

最優秀企画には賞金100万円に加え、最大2,000万円の制作予算を用意し、世界に向けたコンテンツを共に完成させることを目指す。

今回の受賞に、イリエ氏は「映画を作りたくて作りたくて、チャンスを求めてネットの海を探索していたところDOPAMINEプロジェクトの情報を突然発見しました。選んでいただいた立場ですが、TSKさんは同じ想いに燃える仲間だと思っています。よいものを作って、日本でも世界でも観てもらいたい。それだけ! 『男人魚』の企画は、自分の好みと今の心にあらためて向き合ったとき、スルッと気持ちよく生まれました。ただ、制作はもちろんかなり大変そうです。まず人魚なので。今から楽しみでどきどきです。奇妙だけど奇をてらわない、真摯(しんし)な作品にできるよう頑張ります」と喜びを語った。


「DOPAMINE」は、第2期の実施も決定。今年10月から応募受付をスタートし、2026年に 最優秀作品選定とコンテンツ製作を予定している。
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