パーソルホールディングスとMelonは、"はたらくWell-being"(はたらくことを通して、その人自身が感じる幸せや満足感)に関する取り組みをともに推進していくことを目的としたパートナーシップを締結し、7月1日から協業を開始した。

両社は、企業における事業活動の中で、はたらく個人のWell-beingを把握・可視化するためのツールが十分に普及しておらず、多くの組織において、メンバーが持続的に幸せにはたらけているかを把握し、その要因を分析・改善する手段が不足しているという課題を認識している。


そこでパーソルグループは「はたらくの体験・評価・自己決定」という3つの観点から、はたらく個人の状態を可視化するサーベイツール「はたらくWell-being指標」と、はたらく個人の心理状態を「幸せ」と「不幸せ」の2軸で捉え、7つの要因に基づいてその状態を明らかにする診断ツール「はたらく人の幸せ/不幸せ診断」を開発した。

今回のパートナーシップにより、Melonはこれらのサーベイ結果の分析をサポートし、顧客企業へ提供する。あわせて、エンゲージメント向上やWell-being向上に向けた組織コンサルティングを実施。可視化された課題に対し、研修やオンラインプログラムなどを通じて、はたらく人のセルフマネジメントスキル向上のためのソリューションを展開していく。
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