9回表・無死1・3塁からスタートの1イニングで勝負が決まる野球イベント「THREE GONG」の大会「THREE GONG.2」(スリーゴングツー)が6月21日、神奈川・横山公園野球場にて開催。イベントには、イチナナライバーで構成されたチーム「LIVE's」が初出場したほか、始球式や選手の応援などで大会に彩りを添える「G★SPARKS」も出演した。
○9回0アウト1・3塁からスタートする「THREE GONG」
「THREE GONG」は、9回0アウト1・3塁からスタートし、たった3つのアウト、たった1イニングで勝敗を決するという、通常の野球の試合とは全く異なる形式の野球イベント。2回目の大会となる「THREE GONG.2」からは女性選手の打点は2倍になるため、女性選手も十分に活躍できる大会となっている。
大会に出場した8チームの内、1チームはキャプテンのQueenを始めとする11人のイチナナライバーで構成されたチーム「LIVE's」。Queenは、大会前の動画では「めちゃくちゃ強いですよ。僕を含め、プロ注目の選手が何人かいます。素人も女性もいます。ライバーとしての結束力、半端ないです。優勝目指してます!」と意気込んでいた。
オープニングセレモニーでは、歌ライバーとしても活躍していて17LIVEのアンバサダーライバーである、.mike.が国歌を斉唱。また、「G★SPARKS」の一員として出演できるライバーを選出するためのアプリ内イベントが5月に開催され、大会にはみらと、ありさ ariponの2名を含む5名が出演した。
オープニングセレモニーにて、拍手で迎えられ球場に登場した「G★SPARKS」のメンバーたち。みらは「17LIVE、8年目のみらです。
今日は全力で盛り上げられるようがんばります!」、ありさ ariponは「17LIVEで配信してます。熱いプレーに負けないように熱い応援をしていきたいです!」と意気込んだ。
「G★SPARKS」のみらは、青いグローブを左手にはめて始球式にも登場。左打席のバッターボックスには、イチローのものまねでお馴染みのニッチローが立った。イチローがバッターボックスに入るまでと入ってからの動作をものまねするニッチローに、会場からは「似てる!」などの声が上がっていた。
マウンドのみらはワインドアップのモーションで投球を開始。投げたボールは山なりではあるが、キャッチャーミットにノーバウンドで到達するナイスピッチ。投球後のみらは両手を挙げて喜び、バッターのニッチローも拍手で褒め称えていた。
イチナナライバーチームの「LIVE's」は、3試合目に「スリーゴング選抜」と試合を行った。「LIVE's」の代表にキャプテンのQUEEN、「スリーゴング選抜」の監督としてニッチローが選ばれ、打順カード抽選で先攻後攻と打順を決めた。
「LIVE's」のピッチャーは高身長のジャック。「スリーゴング選抜」の先行で試合が始まると、1人目、2人目に連続でフォアボールを許してしまい1失点。
そして3人目には、元プロ野球選手・谷繁元信さんの次男である谷繁凛。ジャックはフルカウントまで追い込むが、またしてもフォアボールで失点してしまう。
その後、7人目の小田原大吾を1ボール2ストライクまで追い込むが、1,2塁間を破るヒットを打たれ、3人のランナーが生還し6失点目。ここで、ピッチャー交代の声がかかり、17LIVE Japan Country Manager 事業統括責任者・浅見周平がマウンドに登板した。
8人目の打者にはセンター前ヒットを許すが、次の打者はセカンドゴロを打たせ、セカンドを守る野球経験豊富なMAIKOが見事なフィールディングを見せ、3アウトでチェンジとなる。
後攻「LIVE's」の打者はキャプテンのQUEENから。QUEENは、追い込まれて2ボール2ストライクとなった状況で、アウトコース高めの球を空振りし三振。2人目は、ソフトボール元日本代表でピッチャーとして日本一に輝いたこともあるという、はらもな。2球目を当てるも、結果は3塁ゴロで、ダブルプレーを取られてゲームセットに。0対7で「LIVE's」は敗れ、1回戦敗退となってしまった。
なお、決勝戦は「NBS」VS「スリーゴング選抜」のカードで行われ、4対0で「NBS」が優勝し、イベントは幕を閉じた。
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