お笑いコンビ・空気階段(水川かたまり、鈴木もぐら)が5日、都内で行われた「YOSHIMOTOROPPONGI THEATER『こけら落としWEEK』」取材会に出席した。
「YOSHIMOTO ROPPONGI THEATER(ヨシモト ロッポンギ シアター)」は吉本興業が東京・六本木に5日にオープンした、吉本興業初となるコントを中心とした常設劇場。
取材会の前には、空気階段、サルゴリラ、ニッポンの社長、ななまがり、田津原理音、ライス、コロコロチキチキペッパーズ(コロチキ)などが出演するコント寄席「ROPPONGI CONTE THEATER-60-」が開催された。
水川は、新劇場の感想を聞かれると「吉本興業はもともと大阪から発祥しまして。漫才というのがすごく根強い文化としてある会社だと思ってたけど」と切り出し、「こういう劇場ができたことで、漫才をせん滅したいです」とユーモアを交えてコメント。また、報道陣から「(新劇場には)漫才の方は出られない?」と聞かれたコロチキ・ナダルが「出れません」と即答すると、水川も「出しません」と答え、場を沸かせた。
さらに水川は、「客席を見ていたんですけど、他の劇場と比べて、お客さんがあまり色のついた服を着ていなかった。すごく好印象でした」と発言し、続けて「やっぱり漫才師とかいると、(お客が)明るい服を着てきちゃう……」と言い、一同からツッコまれる場面も。相方のもぐらは、報道陣から「初めてだったこと」について質問されると「(新劇場から)警察(署)がだいぶ近いなと思って。警察と、この距離でコントやったのは初めてでしたね」と冗談めかしてコメントし、笑いを誘っていた。
公演にトップバッターとして登場したコロチキの西野創人は、新劇場について「声がめっちゃ響くな、いい劇場やな、と。お客さんの笑い声もめちゃくちゃ返ってきて。あと、スタッフがめちゃくちゃ良かった。コントしかないライブなので、小道具とかめちゃくちゃ多いと思うんですけど、てきぱき動いてくれて。
全部良かったです。何も悪いところない。120点じゃないですか」と絶賛。ナダルは「六本木を新たなお笑いの拠点にしたいですね」と意気込みを語った。
なお、同劇場では5~13日に「こけら落としWEEK」を開催する。
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