オールアクセスインターナショナルは、中国のエフェクターブランド・Hotoneのデュアルエンジン設計リバーブ「VERBERAバーベラ)」の販売を開始した。市場想定価格は50,000円前後。


「VERBERA」は、インパルス・レスポンス(IR)を120種類収録し、リバーブ・アルゴリズム・セクション「XR」を備えたデュアルエンジン設計のエフェクターである。

シンフォニーホール、ヨーロッパの大聖堂、航空宇宙施設といった空間のディテールまでを収録し、スプリングリバーブやプレートリバーブといった往年のスタジオ機材をモデルにしたIRも装備する。デュアルエンジン設計のもう片方は、精密に調整されたアルゴリズムリバーブ「XR」で、特殊なアンビエンスを付加することもでき、レイヤーやシェイプも自在に変更できる。タップひとつでXRリバーブをフリーズさせ、無限に変化するテクスチャやアンビエントパッドの作成も行える。

32ビット/192kHzプロセッシングで、リアルタイムIRスカルプティングを行いつつ、完全アナログのドライスルー回路を装備。トーン、アタック、プリディレイ、モジュレーション、エンベロープ設定を瞬時に調整し、ユーザー独自のリバーブトーンを生み出せる。

また、お気に入りのペダルやエフェクトのサウンドを、本体内でカスタムIRとしてクローン化できる。最大1,024個のIRを保存できるため、サウンドパレットを自在にコントロールしたいユーザーにとって、無限のインスピレーションの源となる。また、「Neon Collector」アプリを使えば、IRとプリセットの管理を簡易化できる。ユーザーWavファイルのインポート、ライブラリの整理、ファームウェアの最新化など、クリエイター向けに設計されたインターフェースですべて行える。
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