三井不動産は7月3日、中国電力と、メガソーラー由来のオフサイトフィジカルコーポレートPPAに関する契約を締結したことを発表した。
三井不動産は不動産開発力を、中国電力は大規模な電力調達・運用に関するノウハウを活かし、三井不動産が開発したメガソーラーの電力を同社が管理・運営するオフィスビルや商業施設など複数の施設に対して、効率的かつ安定的に需給管理して供給する。
7月1日からは、三井不動産が開発した山口県山陽小野田市厚狭所在のメガソーラーにおける再生可能エネルギー電力を、三井不動産が管理・運営する「広島トランヴェールビルディング」(広島県広島市)の共用部に供給を開始した。
三井不動産では12月から、山口県山口市徳地船路所在のメガソーラーの開発・運転開始を予定。同メガソーラーの再エネ電力を「三井アウトレットパーク倉敷」(岡山県倉敷市)など、三井不動産が中国エリアで運営する複数施設に供給することを予定している。
2カ所のメガソーラーを合わせた設備容量は約3.8MW、年間約460万kWhを発電する。中国エリアにおいて、発電者・需要者が同一企業の大規模なオフサイトフィジカルコーポレートPPAが実現する見通し。
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