元サッカー日本代表の鈴木啓太氏が代表取締役を務めるAuBは、創業10年を迎える腸ケア商品の開発・販売を手掛ける企業。同社は今夏より、おなかにやさしい「腸活」食品などを取り扱う新ブランド「aub food pantry」(オーブ フードパントリー)を展開する。
○■気になる商品ラインナップは?
新ブランドの第一弾として、腸の健康を考えた「さしすせそ(砂糖・塩・酢・醤油・味噌)」の基礎調味料と炊飯用のオーツ麦など全8商品を販売する。いずれも日々の食事に欠かせない商品で、そこには「日常生活の中で無意識に腸活ができるように」という思いが込められている。
『おなかのための糀(こうじ)が入ったお醤油』(2本セットで1,490円/1本340ミリリットル)は、発酵過程を2度繰り返すことで濃厚なうまみと香りを引き出した醤油。一般的な醤油よりビタミンB群やビオチンなどの栄養素を多く含んでいる。濃厚で甘みのある味わいで、煮物、焼き物に使えるほか、冷ややっこ、卵かけご飯などにも相性が良い。
『おなかのための甕(かめ)仕込みにごり酢』(2,490円/200ミリリットル)は、日本古来の製法 静置発酵でつくったお酢。免疫機能のバランスを整える効果があると言われる、(市販品には入っていない)酢酸菌が生きているのが特徴。ドレッシング代わりにサラダにかければ、さっぱりとして美味しい。
『おなかのための甘糀みそ』(2個セットで1,290円/1個300グラム)は、大豆に対して米糀を1.2倍使った12割糀味噌(じゅうにわりこうじみそ)。糀が多いので、自然な甘みとまろやかなうまみが際立つ。お湯を注ぐだけで、簡単に味噌汁が完成する。
『おなかのためのもち米シロップ』(2個セットで1,990円/1個220グラム)は、もち米と大麦麦芽だけでつくったシロップ。
腸内環境が乱れる原因となる果糖(フルクトース)が少ないため、腸に優しい。砂糖の代替として各種料理に使えるほか、コーヒー、アイスティーのガムシロップ代わりに、またヨーグルト、シリアルにかける蜂蜜の代わりにも使える。
『はらもちあまざけ』(8本セットで3,990円/1本350ミリリットル)は、米糀だけで作ったアルコール度数0.00%の甘酒。すっきりとした味わいで、もち麦(大麦)の食感も楽しめる。もち麦は、腸まで届く水溶性食物繊維β-グルカンを豊富に含むのが特徴。腸内の善玉菌を増やし、便通を整えるとともに、腸の免疫細胞に働きかけて免疫力の向上をサポートする。
『桃のやすみじかん』(8本セットで2,990円/1本350ミリリットル)は、福島県の大野農園で採れた桃の果汁に米糀を合わせてつくった甘酒。桃の優しい甘みがふんわり広がる。ブドウ糖、必須アミノ酸、ビタミンB群が多く含まれるため、疲労回復や栄養補給も期待できる。
『おなかのための糀(こうじ)ソルト』(990円/100グラム)は、岩手県産「あきたこまち」と「ひとめぼれ」の米糀と、天日結晶塩のみでつくる発酵調味料。糀菌由来の生きた酵素が消化を助け、腸内の善玉菌を増やすので免疫力アップにつながる。まろやかな塩味とうまみで、料理全般に幅広く使える。
『おなかのためのごはんに足すだけオーツ麦』(3個セットで2,990円/1個400グラム)は、炊飯用のオーツ麦。腸内環境を整える鍵となる水溶性+不溶性の食物繊維をバランスよく含んでおり、腸活や生活習慣病の予防につながる。
販売チャネルは、オンラインショップ「aub store」と、Amazon、楽天市場。なお『おなかのための甕仕込みにごり酢』の発売日は8月上旬を予定しており、その他の商品については既発売となっている。
○■食から体調を整える
鈴木啓太氏は「近年の研究では、腸は『第2の脳』とも言われるほど、大変重要な臓器と認識されています」「全身の疾患にも大きな影響を与えることが論文でも報告されています」としたうえで、AuBではこれまで展開してきたサプリメントに加えて、今後は腸活食品にも注力していくと説明する。
「サプリメントはあくまで補助であり、食から体調を整えることがなにより大切なことです。食を通じて、もっと皆さんの日常生活に近いところからサポートしていけたら、と考えました。パントリーには食料庫という意味があります。パントリーを開けたときに、そこに身体に優しい選択肢がある、そんな思いでオーブ フードパントリーとしました」と鈴木氏。今後は、日本の食文化の豊かさ、作り手に対する敬意、アスリート時代に培った自身の経験、といったものを盛り込んでブランド展開していきたい、と力を込める。
オーブ フードパントリーでPRを担当する上田麻実氏は、各商品について解説。『おなかのためのもち米シロップ』については「蜂蜜とは異なりますので、小さなお子さんの食事にも安心して使用できます」、『おなかのための甕仕込みにごり酢』については「香りがとてもフルーティーな、夏にピッタリのにごり酢です。
実は、そのまま飲んでいただくこともできます」、『はらもちあまざけ』については「飲む甘酒というよりは、プチプチとした食感を味わいながら食べる甘酒に近いイメージです。朝食、あるいは少しお腹が空いたときの間食としてもオススメです」と紹介した。
近藤謙太郎 こんどうけんたろう 1977年生まれ、早稲田大学卒業。出版社勤務を経て、フリーランスとして独立。通信業界やデジタル業界を中心に活動しており、最近はスポーツ分野やヘルスケア分野にも出没するように。日本各地、遠方の取材も大好き。趣味はカメラ、旅行、楽器の演奏など。動画の撮影と編集も楽しくなってきた。 この著者の記事一覧はこちら
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