スキルアップ研究所は、「英会話アプリの利用実態と学習成果に関する調査」の結果を2025年6月30日に発表した。調査は、2025年6月10日~17日の期間、英会話アプリを使った経験のある20代~60代200人を対象にインターネットにて実施したもの。

○英会話アプリを利用する際に何を意識しているかが結果を左右?

英会話アプリ利用時に意識している点と、英語力向上の実感度合いを尋ねたところ、「苦手なスキルを重点的に学習している」と回答した人のうち、95%が何らかの成果を感じていることが判明した。また、「なんとなく使っている」と回答した人のうち、70%が特に成果を得られていないことが分かった。

英語力の向上を感じなかった人に、その理由を尋ねたところ、「実践的な学習につながらなかった」(20.1%)が最も多く、次いで「継続できなかった」(10.1%)、「学習時間が確保できなかった」(9.1%)と続いた。

目標到達度別に英語力向上の実感度合いを尋ねたところ、「ネイティブのような会話」を目標としている人は88.3%、「外国人との会議・商談」を目標としている人は80.0%、「TOEICで高得点を取る」を目標としている人は70.6%。難易度の高い目標を持つ人ほど成果を感じやすい傾向があるようだ。
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