「三谷幸喜『おい、太宰』劇場版」の公開記念舞台挨拶が11日、都内で行われ、三谷幸喜監督、田中圭、小池栄子、宮澤エマ、梶原善、松山ケンイチが登壇した。

○小池栄子、宮澤エマを「やっぱりいい女優さんだな」と絶賛

「もし、本作で別の役をやるとしたら、どの役に挑戦したい?」という質問に対して、小池は「チャレンジするんだったら、エマの役かな」と回答。
続けて、「すごい好きなのが、圭さんとエマが作る夫婦像が、冒頭と後半で感じ方が違うんですよ。もともと彼女のお芝居のファンですけど、やっぱりいい女優さんだなと。もちろん圭さんはいい俳優さんだし。夫婦の関係の変化みたいなものは、私にはできないなと思うくらい素晴らしかったので、どうせだったらチャレンジしてみたいなって」と説明した。

すると、この賛辞を受けた宮澤が小池にギュッと抱きつき、会場をほっこりとさせていた。

○「三谷幸喜『おい、太宰』劇場版」

三谷幸喜がオリジナル脚本と自ら監督を務める“完全ワンシーンワンカット”シリーズの新作第3弾となる「三谷幸喜『おい、太宰』劇場版」は、海辺を舞台に、太宰治を敬愛する平凡な男が時代を超えて奮闘するタイムスリップコメディ。足場の悪い浜辺、ドローン撮影など様々なハードルがあるなか、約100分間一度もカメラが止まらないという極限の緊張感の中で撮影された。

三谷作品らしい一癖も二癖もある役を演じ切るのは、田中圭、小池栄子、宮澤エマ、梶原善、松山ケンイチと言う豪華俳優陣。さらに、ここだけしか見られない貴重な特別映像「もう一つのエンディング」が映画館限定で公開される。
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