日本橋リバーウォークエリアマネジメントは、日本橋リバーウォーク内の回遊や賑わいを創出する工事用仮囲い装飾プロジェクト「NIHONBASHI RIVER WALK MUSEUM」を開始した。

日本橋リバーウォークとは、親水空間と川沿い歩行者ネットワークを中心に、5つの再開発区域とその周辺一帯を指すエリア名称。


同企画は、日本橋リバーウォークで進行する大規模再開発の工事用仮囲いを活用してアート作品を掲出するというもの。各地区の仮囲い装飾を巡りながら、エリアの魅力を知り、街歩きを楽しめる。

第一弾として7月10日から、中央区の日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業の新築工事用仮囲いに、スマートフォンで制作活動をするデジタルネイティブの若手作家ナカミツキ氏による作品「Nihonbashi Symphonia ー響きあう多声的な都市像ー」を掲出した。掲出期間は2026年3月中(予定)まで。

同作は受け継がれた記憶や交流、川の流れをテーマに描いた「共鳴の風景」。多様性と調和を象徴する七色のグラデーションや歴史的なモチーフによって、過去と未来、街と人々とを共鳴させ、新たな対話が生まれる場を目指す。

作品内には、古くから受け継がれ、日本橋の装飾にも用いられる「麒麟」「獅子像」「松」などさまざまなモチーフを散りばめられている。

第一弾に続き、今後も日本橋リバーウォーク内で順次展開していく。
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