xAIは、生成AIアシスタント「Grok」に、新機能「コンパニオンモード」を搭載しました。現在は、「Grok」のiOSアプリで利用できます。
コンパニオンモードでは、美少女キャラクター「Ani」とレッサーパンダの「Good Rudi」と「Bad Rudi」と対話ができ、AniとBad Rudiは18歳以上の利用に定められています。今後、イケメン風の「Valentine」が公開予定です。
コンパニオンとは日本語でも対話が可能です。音声やテキストで入力した言葉に対して、音声で応答してくれます。無料でも利用できますが、月額5,000円の有料プラン「SuperGrok」に加入すると、「Aniのモーション回転」「衣装変更」「好感度」が利用できるようになります。初期ロールアウト時は一部の無料ユーザーも利用できていましたが、これは暫定的で、まもなく終了するとのことです。
それでは、コンパニオンモードの使い方を説明します。はじめに「Grok」アプリをインストールしてください。
Grokでコンパニオンモードを開始する
Grokアプリをインストールしたら、ログインします。ここでは、Xアカウントを使います。最初に年齢確認画面が出るので、生まれた年を登録し、その後マイクを許可する必要があります。
コンパニオンモードで対話する
コンパニオンモードは、AIに対して音声やテキストで質問や会話ができます。
なお、「Capture」ボタンから動画を保存できますが、現在そのままXへ投稿する機能はうまく動作していません。
著者 : 鈴木朋子 すずきともこ ITジャーナリスト・スマホ安全アドバイザー。スマホやSNSなど、身近なITサービス全般に関する記事を執筆。なかでもSNSに関しては、コンシューマーからビジネスまで広く取材を行い、最新トレンドを知るジャーナリストとして定評がある。また、安全なIT活用をサポートするスマホ安全アドバイザーとして記事執筆や講演も行う。著書は『親が知らない子どものスマホ』(日経BP)、『親子で学ぶ スマホとネットを安心に使う本』(技術評論社)、『インターネットサバイバル 全3巻』(日本図書センター)など。 この著者の記事一覧はこちら