オーディオテクニカは7月22日、新ブランド「audio-technica MIMIO」(オーディオテクニカミミオ)を発表した。同ブランドの新製品として、聞こえを助けるイヤホン「MIMIO ASSIST ONE」と、テレビの音を聞こえやすくするお手元スピーカー「MIMIO SOUND MOVE」を、8月1日から順次発売する。


公式オンラインストアや量販店、主要ECサイトなどで販売し、公式オンラインストア価格は「MIMIO ASSIST ONE」が49,500円、「MIMIO SOUND MOVE」が21,780円。

オーディオテクニカによると、日常生活の中でイヤホンやヘッドホンの常用、都市の騒音、日々のストレスや疲労などにより、耳にかかる負担が増しているという。同社は「聴こえ」を見直す新アプローチとして今回「audio-technica MIMIO」を立ち上げ、一人ひとりの「聴こえ」の変化に寄り添うとしている。

「MIMIO ASSIST ONE」は会話やテレビの音などを聴きとりやすくするヒアリングモードを備えた完全ワイヤレスイヤホン。高性能な集音構造を備え、スマートフォン用アプリで自分の聴こえ方に合わせて音を調節できる。音を聞く環境によって標準・テレビ・会話・屋外の4つのカスタムシーンを設定可能。カラーはブラック、ベージュの2色

本体はIP55規格に対応した防塵防水に対応する。10mm径ダイナミックドライバーを内蔵し、インピーダンスは31Ω、再生周波数帯域は20~20,000Hz。通信方式はBluetooth 5.3。

「MIMIO SOUND MOVE」はテレビから流れる人の音声をクリアに届ける機能を搭載したワイヤレススピーカー。同梱の送信機をテレビに取り付け、スピーカーを利用者の近くに置くことで、テレビの音量を上げ過ぎずに音を聞ける。

ドラマのセリフやニュースなど、人の声をクリアに再生する「はっきり音」機能はは2段階で設定でき、聴こえ方に応じた調整が可能。
また、独自の音響・回路・ドライバー設計を採用し、音の広がりとステレオサウンドの臨場感を楽しめるとする。電源は内蔵バッテリーで、本体を送信機の上に置きワイヤレスで充電可能。

最大出力は1.1W+1.1W。本体サイズは128×W200×D81mm、重さは約667g。3.5mmステレオジャックも備えている。
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