ガーミンジャパンは7月25日、船上から複数のダイバーの状況を確認し、双方向でコミュニケーションが取れる安全管理デバイス「Descent S1 Bouy」(ディセント エスワン ブイ)を発表した。8月1日に発売する。
価格は407,800円。

ガーミン独自のソナーシステム「Subwave」に対応し、水面に浮かべることで潜っているダイバーの位置や状態を把握してコミュニケーションが可能になるアイテム。利用にはスマートフォン(船上側)および、対応デバイス(ダイバー側)とのペアリングが必要。

モニタリング可能なデータは、ダイバーの水深やDescent S1 Bouyからの距離・方向、タンク圧など。ダイバーの位置情報はリアルタイムで更新され、ダイバーからもDescent S1 Bouyからの距離・方向を確認できる。ダイバーのタンク圧や深度をあらかじめ設定しておくと、異常を検知した場合に自動で対象ダイバーにアラートを発信する機能も備える。

1基で最大8名のトラッキングが可能で、水中での接続は最大約100mと広範囲をカバーする。ダイバーとのコミュニケーションは、内蔵された定型文メッセージを送受信することで行える。

本体サイズは203×135mm。重さは981g。防水機能はIPX8(水深10m)をサポート。Subwave 2.0ソナーテクノロジーに対応し、対応機種はDescent T2トランシーバーおよび、一部のDescentダイビングコンピューター。
バッテリー稼働時間は約15時間。
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