福本莉子と高橋恭平(なにわ男子)が、今秋に放送・配信される『連続ドラマW-30「ストロボ・エッジ Season1」』(全6話 WOWOWプライム/WOWOWオンデマンド)で主演を務めることが決定した。

累計発行部数800万部を誇る咲坂伊緒の同名漫画を原作に、初めて連続ドラマ化される本作。
主演には福本莉子と高橋恭平を迎え、瑞々しくも切ない青春のひとときを描き出す。
原作は、2007年より『別冊マーガレット』にて連載が開始。『アオハライド』や『思い、思われ、ふり、ふられ』と並ぶ咲坂の"青春三部作"の原点とも呼ばれる作品で、真っ直ぐな初恋のときめきや迷いを繊細に綴り、幅広い世代から共感を得てきた。その世界観が初めて連続ドラマとして蘇る。制作はWOWOWで、2023年から2024年にかけて放送され高評価を博した『アオハライド Season1/Season2』と同じスタッフ陣が担当する。

メイン監督は、映画『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』などを手がけた木村真人氏。脚本は『恋仲』や『滑走路』などで知られる桑村さや香氏が執筆を担当。音楽は、数々の話題作を彩ってきた横山克氏が担当し、青春の情感を繊細に響かせる。

物語のヒロイン・木下仁菜子を演じるのは、東宝シンデレラオーディションでグランプリを獲得し、映画『今夜、この世界から恋が消えても』などで主演を重ねてきた福本莉子。WOWOWドラマでの主演は本作が初となる。一方、仁菜子が恋する一ノ瀬蓮には、なにわ男子の高橋恭平が抜てきされた。

初共演となった2人だが、互いへの信頼感が現場を温かい空気で包み、作品の持つ空気感にも大きく寄与した。
福本は「明るくて場を和ませてくれる存在」と高橋を称し、高橋も「同郷ということもあり、とても心強かった」と好印象の様子だ。

本作はSeason1とSeason2の2部作構成で展開される予定。原作の名場面や印象的なセリフを忠実に再現しながら、仁菜子と蓮だけでなく、周囲の高校生たちの揺れ動く感情も丁寧に描く群像劇として構築される。

あわせて公開された特報映像では、電車内での出会い、駆け寄る瞬間、イヤホンを分け合う場面など、原作ファンにとってはたまらない名シーンが数多く盛り込まれている。照れや不安、喜びや切なさといった、言葉では語り尽くせない感情の揺らぎが、映像と音楽によって鮮やかに浮かび上がる。

【編集部MEMO】

咲坂伊緒は、6月8日生まれ。東京都出身。漫画家。2000年に『サクラ、チル』でデビューし、以降『ストロボ・エッジ』、『アオハライド』、『思い、思われ、ふり、ふられ』と青春3部作を発表。真っ直ぐで不器用な登場人物たちが織りなす恋模様は、世代を超えて共鳴を呼び、いずれも映像化されるなど大ヒット作に。現在は『ユメかウツツか』を「別冊マーガレット」で連載中。瑞々しい作風と、美しいコマ運び、胸に残る名セリフの数々で、現代少女漫画の第一人者として多くの読者から支持を集めている。
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