キリンビバレッジは、「キリン 午後の紅茶」の体験イベント「夏のアイスティースタンド」を、東京・下北沢の下北線路街 空き地にて、8月3日まで開催している。初日の7月25日は、会場オープン前から100人近くの行列となり、大盛況でのスタートとなった。


「キリン 午後の紅茶」は、2023年より午後の紅茶「夏のアイスティースタンド」を開催。今年はより「暑い夏にぴったり」のアイスティー体験を届けたいという思いから、氷をたっぷり使った、夏のアレンジティー「ICEICEICE TEA」を提供する。

「ICEICEICE TEA」は、大小2種類の大きさの氷が入ったオリジナルカップに「キリン 午後の紅茶 レモンティー」を注ぎ、最後にフタバ食品の「サクレレモン」をトッピングした、3層の氷で楽しむ新しい夏のアイスティー。暑い夏にぴったりな爽やかな味わいが楽しめる。また、「キリン 午後の紅茶 ストレートティー」を選ぶことも可能だそうだが、その場合は「サクレレモン」のトッピングはないとのこと。

レモンカラーのワゴンはSNS映えするフォトスポットとなっており、取材に伺った日も「ICEICEICE TEA」と一緒に撮影を楽しむ人も多く見られた。

本イベントは、当日に整理券が配布され、1杯無料で提供される。8月8日~11日の期間は、名古屋・大阪でも開催を予定している。

今年も開催に至った午後の紅茶「夏のアイスティースタンド」。イベント開催のきっかけやポイントについて、キリンビバレッジ マーケティング部 ブランド担当 主任の川名翔子さんにお話を伺った。

カフェチェーンでの紅茶メニューの充実や、専門店の増加、コンビニでのティースタンド展開など、紅茶を楽しめる機会は増えている。一方、「紅茶」と聞くと、ホットやアフタヌーンティーなどを想像する人も多く、夏に飲むイメージをもたない人も多いそう。


開催の背景について、川名さんは「今年はとくに色々なカフェチェーンでもアイスティーを出されていて、アイスティーや紅茶に対してお客様の注目も高まっていると思います。紅茶(ペットボトル業界)No.1ブランドとして、夏の楽しさ・冷たさなどをレモンティーに込めてお伝えしたいと思っています」と話す。

また、今年はアイスティーを美味しく楽しむだけではなく、3層の氷にレモンかき氷をトッピングするなど「ビジュアルで楽しめる」こともポイントだそう。実際に、SNSではハッシュタグをつけてイベントで撮影した写真を載せたり、作り方を参考にして自宅でオリジナルアイスティーを作って投稿するなど、盛り上がりを見せている。

「紅茶は、炭酸や色々な果実・果汁で割っても面白いですし、アイスをのせてもいいですし、多様な楽しみ方ができるという点も魅力だと思っています。また、酷暑の夏に暑い中で冷たいアイスティー飲んでいただくことで、喉の渇きも癒えるし、心もちょっと一休みするといったことをお客様に感じていただけたら嬉しいです」

「午後ティー」の愛称で親しまれ、今回のレモンティーのほか、ストレートティー、ミルクティーなどさまざまな種類を展開している同社。今後は紅茶をもっと身近に感じてもらえるようタッチポイントを増やしていきたいという。

「日常の中で紅茶を思い浮かべるシーンだったり、飲むタイミングをたくさんお伝えしていきたいなと思っています。秋冬になってくると、より紅茶の季節になってきますが、冬であればミルクティー、またそれ以外の新商品だったり、紅茶へのタッチポイントも増やしていきたいと考えています。新しいシーンをお客様に感じていただき、『紅茶ってこの時にも飲めるんだ』『こういう風に生活の中に取り入れたら素敵だな』と思っていただけると嬉しいです」

東京・下北沢の下北線路街 空き地で開催中のキリン午後の紅茶「夏のアイスティースタンド」は、8月3日まで。「ICEICEICE TEA」の作り方はシンプルなので、イベントに行けない人は、自宅で試してみても、自分好みのアレンジティーを楽しんでみてもよさそうだ。この夏はアイスティーで、ぜひ贅沢な時間を過ごしてみては?
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