アイドルグループ・SKE48の中野愛理が7月30日、1st写真集 『可愛いと言って欲しい』(3,300円 A4/128ページ KADOKAWA)を発売した。写真集の内容やファンからの反響、このタイトルを選んだ理由などを語ってもらった。
(前後編の前編)

○理想通りの写真集が完成

写真集のロケ地は、インドネシア・バリ。誌面をめくると、鮮やかな色彩とともに、リゾート地の空気感をまとった彼女の姿を楽しめる。

「タイトル通り、『可愛い』が詰まった写真集になっています。衣装もヘアメイクもかわいい感じにしていただきました。1ページ目のピンクのカフェで撮影したカットも、私好みの撮影地を選んでくださったみたいで、もう1枚目から『可愛い』があふれています」

衣装の選定やスタイリングにも、細やかな意図が反映されている。制作陣は、彼女の持つイメージをもとに、柔らかく愛らしい世界観を作り上げた。

「私のお気に入りのポイントなんですけど、ランジェリーも、よく見たらハートがあったり、リボンがついてたり。細かいところにも、『可愛い』が散りばめられています。スタッフの皆さんが、『中野さんのイメージに合わせて、かわいい要素を多めにしました』と言ってくださっていたんですけど、実際に写真集を見たら、大人っぽいカットもありつつ、『可愛い』が詰まっていて。私自身、写真集のお話をいただいた時に、『可愛い』がいっぱいの写真集にしたいと思っていたので、本当に理想通りの写真集が出来上がったなと思いました」

○タイトルを『可愛いと言って欲しい』に決めた理由

発売に先がけて、予約特典会も実施された。SNSなどで公開されていた先行カットを通じて期待感が高まっていたこともあり、イベントには幅広いファンが訪れた。

「写真集を望んでいたファンの方がたくさんいらっしゃったので、喜びの声を実際に聞けてすごくうれしかったです。
初めてイベントに来てくださる方もいらっしゃったんですけど、中には、『先行カットが可愛かったから来ました』と言っていた方もいて。先行カットの意味を、その方に教えていただきました(笑)。先行カットの時点で『可愛い』だけじゃない写真もあったので、それでギャップが見えたのかなって。先行カットって、本当に大切だなと思いました」

タイトル『可愛いと言って欲しい』は、数ある候補の中から本人が選んだもので、ビジュアルとの親和性も意識して決定したという。ネーミングのインパクトだけでなく、見る人との関係性を含んだような、“問いかけ”にも近いニュアンスが込められている。

「写真集のタイトルは、秋元康先生が考えてくださった候補の中から、私が選ばせていただきました。最初に候補一覧を見た時、一番に目を引いたもので、何より、私の一番のお気に入りカットが表紙になっているんですけど、このカットにぴったりだなと思いました。おねだりしてる感じがして、可愛いなと思ったので、このタイトルに決めました」

「SHOWROOMで配信をさせていただいた時、ただ『可愛い』って言うんじゃなくて、『どこが可愛い』っていうのも言ってほしいって私が話したら、ちゃんと言ってくれる方も結構いらっしゃって。まだ、写真集が手元になかったので、予約特典の生写真4枚を見せて、『どれがいい?』『この写真のどこが可愛い?』って直接聞きながら、特典を選んでもらいました(笑)」

■プロフィール
中野愛理
2001年3月24日生まれ、愛知県出身。2018年、SKE48のドラフト3期生としてお披露目。2019年、ユニット「カミングフレーバー」始動。2024年、SKE48 32nd シングル「愛のホログラム」にて初の選抜メンバー入りを果たす。
雑誌『bis』(光文社)のレギュラーモデルとして活動経験あり。
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