俳優の吉岡里帆と水上恒司がW主演を務める実写映画『九龍ジェネリックロマンス』(8月29日公開)の二人の恋が動き出す"ゼロ距離"本編映像が公開となった。

過去の記憶がない鯨井令子(吉岡里帆)と誰にも明かせない過去をもつ工藤発(水上恒司)の恋。
互いの距離が近づくほど深まっていく謎。その真相にたどり着く時、二人は究極の選択を迫られる。

この度、令子(吉岡)と工藤(水上)の恋の始まりを予感させる本編映像が公開となった。九龍城砦の不動産業者で働く令子は、先輩社員である工藤に恋心を抱いている。仕事の休憩時間に屋上で何気ない会話を楽しむ二人だったが、「俺はこの懐かしいって感情は恋と同じだと思ってる」と話す工藤に「私はこの街に懐かしさなんて感じません」と言い放ちつつも「でも、工藤さんには時々感じます。"懐かしさ"」という令子の一言に、工藤は我に返ったようなハッとした表情を見せる。令子の横顔に、工藤は令子に瓜二つ姿をした婚約者・鯨井Bの面影を重ねる。「"懐かしい"って、この胸に閉じ込めたいってことなんじゃない」――と微笑む鯨井Bが、工藤の脳裏をよぎる。やがて真剣な眼差しで令子に近づき、ふいに令子の耳を撫でる工藤。思いがけず"ゼロ距離"となった二人の緊張感はピークに。いつになく真剣な表情を浮かべる工藤に動揺する令子。果たして、令子が工藤に感じる"懐かしさ"と、工藤が胸に閉じ込めた"懐かしさ"の正体とは? 急接近する二人の恋の始まりを予感させるシーンとなっている。


(C)眉月じゅん/集英社・映画「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会

【編集部MEMO】
『九龍ジェネリックロマンス』あらすじ
「私、九龍に恋をしている―――。」ノスタルジー溢れる街「九龍城砦(くーろんじょうさい)」の不動産屋で働く鯨井令子(くじらい れいこ)は先輩社員である工藤発(くどう はじめ)に心惹かれていた。その恋を自覚した令子は、1枚の写真から工藤にはかつて婚約者がいたことを知るのだが、その婚約者は自分と全く同じ姿だった。妖しくも美しい九龍の街で繰り広げられる日常。秘めた想いは密かな願いと成って、衝撃の真実を連れてくる。過去・現在・未来が交錯する中、恋が、全ての秘密を解き明かす。
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