SANKYOは、2025年8月より、パチンコ本来の魅力をあらためて社会へ伝えていく新プロジェクト「KUGITAMA(クギタマ)」を始動する。

■プロジェクト始動の背景と想い
パチンコはこれまで、日本独自の大衆娯楽文化として、幅広い層に親しまれてきた。
しかし、近年「複雑でわかりにくい」「お金がかかる」という固定化されたイメージが浸透し、遊技人口は年々減少。かつての「気軽に楽しめる娯楽」としての姿は、いま大きく揺らいでいる。

同社は、このような現状を真摯に受け止めたうえで、遊びを愛するすべての人々とともに、パチンコの文化とDNAを次世代へ継承していくことを目指し、「KUGITAMA」プロジェクトを立ち上げた。本プロジェクトでは、デジタル・リアル・プロダクトの三位一体施策に加え、専任組織としての新会社設立を通じて、「釘と玉によるパチンコ本来の面白さ」をあらためて社会へ伝えていくために様々な活動を実施していくとしている。

■プロジェクトムービー公開
同社は、「KUGITAMA」に込めた想いを多くの方に届けるべく、本プロジェクトの背景や目指す未来を描いたプロジェクトムービーを公開。パチンコが持つ本質的な魅力と、その継承への決意を映像で表現することで、本取り組みへの理解と共感をより一層深めることができる内容となっている。
○●「KUGITAMA」プロジェクト 施策概要

【1】デジタル施策:ゲームアプリの開発/「SANKYOミュージアムオンライン(仮称)」開設<2025年10月より順次公開予定>
・スマートフォンやパソコンのブラウザ上で、羽根モノ機などの懐かしの名機を無料体験。
・一部の機種は体験型店舗(※【2】リアル施策参照)にも設置し、ゲームで遊んだ機種を実際に遊技できる連動体験を実現。
・ゲームアプリはデジタル上での遊技体験にとどまらず、当社やパチンコ業界の歴史・文化を伝えるデジタル博物館「SANKYOミュージアムオンライン(仮称)」に組み込み、発展させる構想。

【2】リアル施策:「カフェ×遊技機」の体験型店舗を展開 <2026年夏頃予定>
「釘と玉」の魅力を存分に体験できる、レトロな羽根モノ機を中心としたパチンコ機が楽しめる遊技スペースと、パチンコ未経験者や若年層でも気軽に立ち寄れるカフェスペースを融合させた、新しい体験型店舗を展開予定。

【3】プロダクト施策:羽根モノ機の新規開発・低価格での提供 <2026年秋頃予定>
・「釘と玉」というパチンコの原点に立ち返った羽根モノ機の新台を開発中。
・パチンコホールに導入しやすい低価格での展開を目指すとともに、体験型店舗(※【2】リアル施策参照)にも設置することで、パチンコに触れる機会の拡大を図る。


【4】新会社の設立:プロジェクト推進と業界課題解決を担う新体制
・プロジェクト推進および業界課題に柔軟かつ迅速に対応するため、新会社を設立。
・新規事業開発、業界間連携などにも柔軟に対応できる体制を構築。

<新会社概要>
会社名:SANKYO IZM(サンキョウ イズム)株式会社
設立:2025年8月8日(予定)
所在地:東京都渋谷区渋谷三丁目29番14号
代表者:代表取締役社長 髙橋博史
事業内容 :遊技機文化の研究・啓発及び普及に関する事業

プロジェクト始動に伴い「KUGITAMA」の特設サイトが公開されているので、こちらもチェックしておきたい。

◎SANKYOの挑戦と未来へのメッセージ
「KUGITAMA」は、当社が遊技文化の再構築と社会的理解に本気で取り組む姿勢の象徴です。
パチンコにまだ触れたことがない方、かつて楽しんでいた方、そして現役ファンの皆様へ──
あらゆる垣根を超えて、「あそび」の可能性を広げ、日本独自の娯楽文化を未来へつなぐ第一歩とすべく、本プロジェクトに取り組んでまいります。
ユーザーの皆様と共に、新たな楽しさの可能性を広げていく「KUGITAMA」の今後に、ぜひご期待ください。
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