女優の菅野美穂と俳優の赤楚衛二が、8日に都内で行われた映画『近畿地方のある場所について』(公開中)の初日舞台挨拶に登壇。撮影現場で起こったという“怪奇現象”を明かした。
イベントでは、キャスト陣が「一番怖いと思ったシーン」についてトーク。その中で菅野が明かした発言に、会場が静まり返った。
「撮影したところが本物の心霊スポットだったんです」
菅野によると、撮影地は“有名な心霊スポット”。実際、撮影中にも肝試しに訪れる若者もいたそうで、「中学生の男の子が4人くらいで来ていた」と当時の様子を振り返った。
だが、単に“有名な場所”というだけではなかったようだ。
菅野は「私と赤楚さんは見えなかったんですが、中には『緑の人がずっといる』と言っている子もいました」と発言。
さらに赤楚も「カメラマンさんがトランシーバーを付けていたんですが、『本番中に女の人の声が聞こえてくるんだよな……』と言っていた」と証言し、現場では実際に不可解な現象がいくつも起きていたことが明らかになった。
ホラー映画の世界を飛び出し、現実にも“何か”があったのではないか――そう観客を震え上がらせるようなエピソードが語られたイベントとなった。