WOWOWは、9月23日に『昭和100年シンフォニック歌謡祭』(12:00~WOWOWライブ/WOWOWオンデマンド)を放送・配信する。

2025年は、昭和元年(1926年)から数えてちょうど100年目にあたる節目の年。
それを記念し、6月21日に東京・すみだトリフォニーホールで開催された『昭和100年シンフォニック歌謡祭』は、昭和歌謡の名曲群をフルオーケストラの演奏と共に堪能できる豪華な一夜となった。

本公演では、グランドフィルハーモニック東京が奏でる重厚な響きと、昭和歌謡特有のノスタルジックな旋律が融合。世代を超えて愛される楽曲が新たな魅力をまとって披露された。司会は、昭和歌謡愛好家として知られるお笑いコンビ・霜降り明星のせいや。バーのマスターに扮し、ステージ上のバーカウンターにゲストを招き入れ、軽妙なトークとともに歌を届ける構成で観客を惹きつけた。

出演者には、松崎しげる、大友康平といった日本音楽界を代表するレジェンドに加え、かつて一世を風靡した光GENJIの元メンバーである佐藤寛之、山本淳一も出演。また、現役アイドルからはももいろクローバーZの玉井詩織、AKB48の大盛真歩、倉野尾成美、田口愛佳が参加し、多彩な顔ぶれによるパフォーマンスが実現した。

ステージでは、ゲストのオリジナル曲はもちろん、昭和を象徴するヒット曲のカバーも披露。会場は往年のファンから若い世代まで幅広い観客で埋め尽くされ、時代を超えた音楽の力を実感させた。オーケストラが生み出す壮大なスケール感は、当時の楽曲に新鮮な息吹を与え、まるで物語のワンシーンを切り取ったかのような臨場感を演出した。
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