この連載では、住宅ローンにまつわる疑問・お悩みに、日本住宅ローン株式会社の担当者が答えます。今回取り上げるのは「フリーランスSEとして3年目、住宅ローン審査をクリアするためのポイントは?」です。
○住宅ローンにまつわる疑問・お悩み「フリーランスSEとして3年目、住宅ローン審査をクリアするためのポイントは?」
システムエンジニアのフリーランスとして働いて3年目、年収は安定していますが会社員時代より低めです。住宅ローンを組む際に審査で重視されるポイントはありますか?
○日本住宅ローン株式会社の回答
住宅ローン審査でなにより重視されることは返済の継続性があるかどうかです。安定した収入があるとのことですので、無理のない返済計画であることを証明できるかがポイントになります。
また、変動金利を選択した場合、フリーランスの方は融資金利が高くなる可能性があります。金融機関によって審査基準は異なりますが、収入の安定性・継続性も一つの判断基準となることが多いです。フリーランスの方の場合、返済時のリスクが考慮され、融資金利が会社員の方と比較すると高くなってしまう傾向にあります。
一方、全期間固定金利(フラット35)の金利設定に関しては、職業要件は設けておらず、月ごとに金融機関が設定した金利が一律で適用されます。そのため、変動ローンよりも固定金利のローンの方が低金利で借り入れできる可能性も考えられます。最初から商品を絞りすぎず、お客様にとって最もメリットのある住宅ローンをご選択いただくとよいかと思います。
○日本住宅ローン株式会社
日本住宅ローン株式会社は、日本を代表する大手ハウスメーカー4社と大手金融機関が共同で出資した住宅ローンを中心に取り扱う金融機関。全期間固定金利である【フラット35】を中心として、様々なローン商品を展開。特に、【フラット35】保証型商品においては、業界初となる借入期間40年(通常は35年)の「フラット極40」を開発。