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多くの大人たちを虜にする腕時計。部品の精巧さや機能性の素晴らしさを理解すると、腕時計の世界がもっと楽しくなるだろう。
セイコーの腕時計、どこで製造されたモデルか、わかりますか?
実は文字板のある場所を見るだけで、諏訪精工舎と第二精工舎のどちらで作られたものなのか、見分けることができます。下の時計は、どちらで作られたものでしょうか?
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【答え】第二精工舎
1970年代のセイコーには諏訪精工舎で製造された時計と、第二精工舎で作られた時計が存在します。渦巻のようなマークが諏訪精工舎製、Sのようななロゴが第二精工舎で製造された時計です。
問題になっている時計は復刻版で、特別に第二精工舎のマークが付けられたモデルです。
『トケイ通信』編集主幹&主筆 須川誠 株式会社コメ兵 商品部のエキスパート。レア物から王道まで、腕時計を見つめ続けて19年。KOMEHYOが運営しているブログマガジン「トケイ通信」の編集長。記事内容の決定から執筆まで一人でカバーし、マニアが楽しく読めるツボをしっかり押さえていると、本当の時計好きから支持されている。専門性としては、「製品の良し悪しの判断」、「ムーブメント」、「真贋」などを得意とする。トケイ通信:https://www.komehyo.co.jp/tokei-tsushin/ 株式会社コメ兵:https://komehyo.jp/ この著者の記事一覧はこちら