GA technologiesは9月17日、「運動習慣と投資に関する調査」の結果を発表した。調査は2025年8月15日~8月21日、20~60代の男女(学生を除く)8,938人を対象にインターネットで行われた。
○運動習慣がある人の6割以上が投資経験あり
運動習慣と投資経験の有無について質問したところ、運動習慣がある人の6割以上が、投資経験がある(現在投資をしている53.8%、過去に投資をしていた6.9%)と回答した。一方で、運動習慣のない人では投資経験が3割程度(現在投資をしている29.6%、過去に投資をしていた5.5%)にとどまり、運動習慣がある人の方が投資経験があることがわかった。
○投資家が行っているスポーツ
頻度にかかわらず運動をしていると回答した投資家に対して「どんなスポーツをしているか」を尋ねたところ、最も多かったのが「筋トレ」(43.0%)で、次に「ランニング」(42.5%)が僅差で続いた。また、3位に「ゴルフ」(15.3%)、4位に「ヨガ」(9.8%)となり、いずれも個人でも行えるスポーツに取り組む人が多いことがわかった。
運動頻度ごとの投資利益額の違い
投資家を対象に「2025年1月1日~現在までの利益はどれくらいあるのか」と質問した。さらに運動頻度の違いによって、100万円以上の利益が出た人の割合に違いがあるのか調べた。その結果、運動を行う頻度が高くなればなるほど、100万円以上利益が出た割合が高くなっている(運動の頻度が週3回以上22.8%、週1,2回程度22.5%、全くしていない17.6%)ことがわかった。
さらに、これまでの総利益も同様に調べたところ、100万円以上の利益を得たと回答した割合は、運動を週に3回以上行う人は38.9%、運動を全くしていない人は29.8%にとどまり、約10ポイントの差が開く結果となった。
○運動習慣がある人が考える、投資で利益が出ている要因は?
運動習慣があり、かつこれまでに投資で100万円以上の利益を出している人に対して、利益が出た要因として考えられるものを尋ねたところ、最も多い回答は「継続して投資をしているから」(26.8%)だった。このことから、運動の習慣化だけでなく、投資も習慣化される傾向にあることがうかがえる。その他、上位にあがった回答は「堅実な投資法を選んでいるから」(18.5%)、「分散投資をしているから」(18.3%)だった。
○運動頻度ごとの総資産額の違い
最後に、投資家に対して「現在の総資産額」について質問し、運動の頻度ごとに違いがみられるのか調べた。