フェンダーミュージック(以下、フェンダー)は、3ピースバンド・Chilli Beans.のメンバー、Moto(Vo.)、Maika(Ba.&Vo.)、Lily(Gt.&Vo.)のシグネイチャーモデル3機種(ギター/ベース)およびストラップとピックを2025年10月11日に発売する。
Chilli Beans.は、2021年にデビューしたMoto(Vo.)、Maika(Ba.&Vo.)、Lily(Gt.&Vo.)による3人組バンド。
「Chilli Beans. Moto Mustang」は、シングルコイルピックアップが採用されることが多いMustangに、あえてハムバッキング・ピックアップを2基搭載。3点トグルスイッチで自在なトーンメイクが可能となっている。ブリッジには、ヴィンテージスタイルでプレーンな印象のMustang Tremoloを装備。チューニングマシンには、ロック式を採用することで、チューニングの安定性と弦交換の容易さを両立している。24インチスケールで取り回しのよいサイズ感ながら本格的な音作りが可能となっており、ビギナーから大きなステージで演奏するプロミュージシャンまで幅広いプレイヤーに最適なギターとなっている。マッチングのブラックカラーには、ブラックのピックガードを搭載。5フレットと12フレットには、Motoがデザインしたアルファベット表記のポジションマークを配置しており、ユニークなインレイが存在感と個性を放つ。市場想定売価は104,500円。
「Chilli Beans. Maika Mustang Bass」は、30インチのMustang BassにJazz Bassピックアップ2基を搭載したモデル。シングルコイルピックアップ仕様のMustang Bassを参考に、弦振動が大きい位置で音を拾うためピックアップをややネック寄りに配置。
「Chilli Beans. Lily Cyclone」は、コンパクトなCycloneを元に開発。24.75インチスケールのCycloneに、音作りのこだわりを詰め込むことで、小ぶりで取り回しの良いサイズ感と汎用性の高い音色を両立したモデル。ピックアップには、通常シングルコイルが採用されることの多いCycloneに、あえて出力感を確保するため2基のハムバッキングピックアップを採用。トーンポットのプッシュ/プルによるコイルタップ機能を備えることで、多彩な音色を生み出せる仕様とした。チューニングマシンにはロック式を採用。チューニングの安定性に加え、弦交換を容易にしている。ブリッジには2点支持のトレモロユニットを搭載。
シグネイチャーギター&ベースの発売を記念して、Moto、Maika、Lilyの3人がデザインしたストラップ(3種)とピックセットも同時発売。
「Fender x Chilli Beans. Strap」は、ヴィンテージスタイルを基調に、フェンダーの新たな定番としなっている「Pasadena Wovenストラップ」を土台にして開発された。メンバー3人がそれぞれ自身のシグネイチャーモデル(ギター/ベース)とあわせて使用することを想定し、好みの柄を選びながら個性あふれるカラーリングに仕上げられている。3種いずれも、特別に新調色を施したオリジナルカラーのジャガード生地を使用し、背面にはスムーズな演奏性を提供するナイロンベルトを採用。また、ギター/ベース取り付け部のストラップエンドにはリアルレザーを使用し、フェンダーロゴとChilli Beans.のロゴをシルバー箔押しで刻印している。市場想定売価は3,300円。
「Fender x Chilli Beans. Signature Pick」は、メンバー3人が実際に使用するピックをもとに制作した、12枚入りのオリジナルピックセット。ピックは各メンバーのこだわりを反映し、素材や厚みを厳選。デザインにもそれぞれの個性と想いが込められてるという。Motoは自身で描いたイラストと「With you, always enjoy it」のメッセージを、シグネイチャーストラップと同じピンクで刻印。
シグネイチャーモデル3機種は、Fender Flagship Tokyoおよび全国のフェンダー正規取扱店にて予約販売が始まっている。予約方法については、各店舗へ直接問い合わせいただきたい。さらに発売日の10月11日には、東京・原宿/表参道エリアで開催されるフェンダーの体験型イベント【FENDER EXPERIENCE 2025】のステージに3人が登場し、自身のシグネイチャーモデルを使用したスペシャルパフォーマンスを披露する予定となっている。