ぐるなびは9月25日、「さんま」についての調査結果を発表した。調査は2025年9月9日~9月10日、20代~60代のぐるなび会員1,300名を対象にインターネットで行われた。

○秋に食べたくなる食材は?

秋に食べたい食材を尋ねると、「さんま」「梨」「栗」が昨年に引き続きTOP3となった。特に50代では7割弱がさんまを挙げ、昨年調査よりも10ポイント近く増加する結果となった。
○今年さんまを食べた人は3割

さんまをすでに「食べた」人は3割、「食べたい」人は6割弱と、さんまへの「食べたい」意向は昨年と変わらず高い水準を維持している。

昨年は9月末、今年は9月上旬と、昨年より早く調査を実施したが、「食べた」人の割合はほぼ変わらずだった。今年のさんま豊漁のニュースを聞いて、すぐにさんまを求めた人もいるのかもしれない。
○さんまを焼いて食べる際に欠かせない薬味

「さんまに欠かせない薬味、添え物」を尋ねたところ、「大根おろし」が7割強で最多となった。かんきつ類では、「すだち」が最多。さんまに添えるかんきつ類は地域差があることは有名だが、「大根おろし」は、年代が上がるほど回答が高く、年代差があるようだ。

○内臓まで食べる人は45%

内臓まで食べる人は45%で、男性の54%に対して女性は37%だった。
○さんまを食べる場所は?

さんまを食べる場所は、自宅派が7割、飲食店派が2割という結果に。20~30代男性は飲食店派が3割以上と高かった。
○さんまを食べるのが得意な人は47%

「きれいに食べるのが得意」かどうか尋ねたところ、「かなり得意」「まあ得意」を合わせた「得意な人」は半数に満たない結果となった。
特に20代~30代女性では4割以上が「苦手」と回答しており、こうした意識が、「秋に食べたくなる食材」で20代、30代の「さんま」の回答率の低さにもつながっているのかもしれない。
○今後希少性が増しそうな魚介類

今後希少性が増しそうな魚介類は「うなぎ」が半数弱で最も高く、以下「さんま」「マグロ」「イカ」「サケ」と続いた。
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