俳優の二宮和也と小松菜奈が出演する映画『8番出口』(公開中)の興行収入が40億円を突破していることが明らかになった。

『8番出口』は、2023年にインディーゲームクリエイターのKOTAKE CREATE氏が制作し、累計170万ダウンロード超のヒットを記録したゲーム『8番出口』を実写化した作品。
川村元気監督がメガホンをとる本作の主演は二宮和也で、河内大和、小松菜奈が出演している。

8月29日に公開となった本作だが、9月25日までの公開28日間で、観客動員数285万人、興行収入40.1億円を突破していることが明らかになった。第78回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクションのミッドナイト・スクリーニング部門へ正式招待されたのを皮切りに、第50回トロント国際映画祭のセンターピース部門、で第58回シッチェス・カタロニア国際映画祭のコンペティション部門、第69回ロンドン映画祭のカルト部門に出品が決定するなど、海外の映画祭での上映も話題となっている。また、『パラサイト 半地下の家族』など近年アカデミー賞作品を次々と送り出すNEONによる北米配給も決定。さらに第30回釜山国際映画祭では、ミッドナイト・パッション部門に正式招待され、二宮は人気プログラム「Actors' House」に日本人俳優として初登壇したことも注目を集めた。

(C)2025 映画「8 番出口」製作委員会

【編集部MEMO】
本作で脚本も手がける川村元気監督は、『電車男』『デトロイト・メタル・シティ』、『告白』、『悪人』、『君の名は。』などのプロデューサーとしても知られる。初監督作である『百花』では、第70回サン・セバスティアン国際映画祭にて、日本人初となる最優秀監督賞を受賞している。
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