明治安田生命保険相互会社は、0歳から6歳までの子どもがいる既婚男女に1,100人に「子育てに関するアンケート調査」を実施。調査は2025年9月4日~9月8日、インターネットにて行われた。
子育てにかかる費用について調査したところ、月額平均は「41,162円」となり、前年
の過去最高額(41,320円)から、僅か158円の減少と横ばいで、物価高の影響により、子育ての費用は高止まりとなった。
子育て費用を負担と感じる人は8割(83.3%)を超えており、最も負担に感じている費用は「食費」(46.7%)、次いで、「習い事やお稽古事の費用」(36.3%)、「保育園代・幼稚園代」(35.9%)の順となった。
次に、子育て費用の節約状況を聞くと、節約していると回答した人は45.6%で、半数近くが子育て費用を節約している結果に。節約している費用では、食費(50.0%)を節約している人が最も多く、次いで衣類費(44.2%)だった。
一方、費用負担を感じている人が2番目に多かった、「習い事やお稽古事」は、節約していると回答した人は、僅か15.1%と、低位であることがわかる。
他の費用を節約しても、子どもの「習い事やお稽古事」は節約しない人に、その理由について聞くと、最も多い理由は「子どもの将来への投資だと思うから」(62.0%)たった。物価高により家計の負担は重くても、習い事を続けさせる“子の将来を想う親の気持ち”が浮き彫りとなった。