9月23日、明治神宮野球場(18:00試合開始/中日ドラゴンズ戦)にて、「17LIVE(イチナナ)」Presentsによる「イチナナイターDAY」が開催。現役のホストで人気ライバーのプリンスこうやが始球式を務めた。
公式戦の始球式で投げるライバーを決める「17LIVE」イベントで優勝し、始球式で投球する権利を獲得したこうや。試合当日、こうやはスワローズの背番号1のユニフォーム姿で、「17LIVE」のロゴ入りグローブを左手に、きらびやかな金髪をなびかせながら登場した。
こうやは、緊張した面持ちでマウンドに。しなやかな投球フォームで右腕から放たれたボールは、見事にノーバウンドでキャッチャーミットに。球場では歓声とどよめきが起こり、X上でも「本当に速くてビックリ」「けっこうガチな球投げてビックリ」「なんとノーバウンド」「フォームキレイ」「めちゃくちゃいい球」「ホストみたいな人謎だったがナイピだった」「また投げたんかw」と驚きの声が上がった。
始球式を終えたこうやは、報道陣の囲み取材で、「緊張しました。でも楽しかったです!」と回顧。投げた球は爽快な音とともにキャッチャーミットに収まったが、今日の球速が“104km/h”と知らされると「おー! 悪くない」と満足そうな表情を見せる。
小学校は6年間、中学校は3年間にわたって野球を経験。やめた理由について聞かれると、「センスがなかった」と打ち明け、「体が華奢で限界を感じたから」とその理由に触れた。
また、こうやは甲子園球場で9月14日にも始球式を行ったが、「想像の10倍くらい」の反響があったとのこと。「いろんな人から『見たよ』『かっこよかったよ』と言ってもらえました」と嬉しそうに話し、「すごいなーって、改めて始球式の偉大さを感じました」とプロ野球の影響力を再認識したようだ。
観客からの歓声については、「快感ですね。ライブ配信は画面越しなのでどうしても、視聴者の声や顔までは届きづらいですが、投げて観客の歓声が上がると気持ちいいです」と笑顔。花束贈呈を務め、こうやの投球を見守ったライバーの星野アリスは、「私も投げたかったです」と目を輝かせ、「2バウンドで届かせる自信があります!」と胸を張っていた。