ルミノックスから「単なる時計ではなくミッションツール」をうたう新モデルが登場した。
その「RECONナビゲーション・スペシャリスト8830シリーズ(NAV SPEC)」は、GMT機能を持つRONDA製のクォーツムーブメントを採用。
カラーリングの異なる2モデル、「グラスホッパーグリーン(Ref.8837.SET)」と「ディープネイビーブルー(Ref.8833)」をラインナップ。前者にはNATOストラップと付け替え用工具が付属する。価格は、グラスホッパーグリーン(Ref.8837.SET)が12万3,200円、ディープネイビーブルー(Ref.8833)が11万7,810円となる。
開発は、元スイス陸軍軍事保安下士官で国際的な戦術スペシャリストのアンドレア・ミケリ氏との共同によるもの。ルミノックスといえば、米国海軍特殊部隊(ネイビーシールズ)の時計を作っているように、今回のNAV SPECも偵察部隊の要求に応えられる設計となっている。当然ながら、アウトドアレジャーでもその機能性を発揮する。
ラバーストラップの定規目盛りは、3つの一般的な地図スケールを組み込んだ新しいデザイン。地図上で距離を直接測定できるという実用性を備える。コンパスと合わせて、アウトドアのルーティングに役立つ。個人的な感覚でいうと、アウトドアではアナログのツールに慣れておくと安心。
「NAV SPECは軍事偵察任務のために考案されましたが、オリエンテーリングやアドベンチャーハイキングにも最適なツールです。ルミノックスRECONシリーズの時計は、目標やミッションが何であれ世界を探検する際に優れたツールです」(アンドレア・ミケリ氏)
時計のダイヤルに目を移すと、ルミノックスならではの自己発光システム「ルミノックス・ライト・テクノロジー(LLT)」を搭載。最長で25年間、暗い場所でも自ら発光して視認性を確保する。発光色は、1時から8時のインデックスがグリーン、9時から12時がオレンジ、時分針がグリーン、秒針がオレンジだ。GTM針にはスーパールミノバ(蓄光塗料)を施している。
ルミノックスのラインナップには、過去にも同じく着脱式のコンパスを装備したモデルがあったが、このコンパスはとても好評だという。時計としての機能性はもちろん、ツール感たっぷりのNAV SPEC、注目の1本だ。
ケース素材:CARBONOX(カーボン複合素材)
ケースサイズ:径46mm×厚さ13.5mm
風防:サファイアクリスタルガラス(片面無反射コーティング)
ストラップ:ニトリルラバー
防水性能:20気圧
ムーブメント:クォーツ式「Ronda 515.24H」
電池寿命:製造から約4年
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