シャープは10月7日、ウォーターオーブン「ヘルシオ」の新製品「AX-U1C」を発表した。発売日は11月20日。
シャープの「ヘルシオ」は、最初から最後まで過熱水蒸気を使って調理することで、食材に適度な潤いを与えながらおいしく仕上げるウォーターオーブン。
「AX-U1C」はヘルシオユーザーによく使われる機能を厳選したベーシックモデル。現行機種のうち最小の庫内容量の26Lタイプとなっている。
本体には、食材の温度帯(冷凍・冷蔵・常温)や分量に応じて火加減や調理時間を自動調整する「まかせて調理」機能のうち「焼く」調理法を搭載。ぶりの照り焼きやチキンステーキなどの自動メニューにも対応し、定番メニューを手軽に調理できるという。
レンジ機能を使って調理する「らくチン1品」機能も搭載。「らくチン!(絶対湿度)センサー」が温められた食材から発生する蒸気を検知し、副菜などを分量や調理時間の設定なしで作れる。
生成AI技術で音声対話できる「クックトーク」機能は、スマートフォンなどから「COCORO KITCHENレシピサービス」を開いて使う。献立決めや調理手順、ヘルシオの使いこなし方などを問いかけると、自然な会話でアドバイス。テキスト入力だけでなく音声での対話にも対応しており、調理中で手が離せないときもハンズフリーで使えることがメリットだ。利用には「COCORO HOME」アプリのダウンロードと対象ヘルシオの機器登録が必要となる。
このほか、市販の惣菜やパンを出来立てのようなおいしさにあたため直す「ヘルシオあたため(おいしさ復元)」機能を装備。「揚げたてサックリ」「焼きたてふっくら」「焼きたてパンふんわり」の3種類に対応し、冷凍の場合もおいしくあたためられるという。
定格消費電力(レンジ/オーブン/グリル)は1430/1430/1430W、レンジ定格出力は1000(最大3分)・600・500・200W相当。オーブン温度設定は100~250度まで。
本体サイズと重さは480×395×350mm、約17kg。総庫内容量は26L。掲載メニュー数は90メニュー(自動メニュー数88)。ワイド角皿1枚、調理網1枚、取扱説明書が付属する。カラーはマットブラックとホワイトの2色展開。